2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日は日本海新聞、今日は朝日新聞の記事がとりあげられたこともあり、11月2日、3日の合計4公演のうち、11月2日の2公演は前売り券が完売に。11月3日の公演も、残席わずかとなり、まもなく完売になりそうな気配。 本日より、いよいよ本番の会場(…
鳥取に移動。移動の車内で、David Osmond-Smith著の「Berio」を読んでいた。ルチアーノ・ベリオは、20世紀のイタリアの作曲家。ベリオは、ミュージックシアターの作品が多数あるが、1970年代の「オペラ」という作品では、死を扱った3つの題材が混ざり合い、…
京都の自宅にて。引っ越しの準備もいろいろ。 ゲキジョウ実験!!!「銀河鉄道の夜→」が、今週末に迫っているので、鳥取にいる門限ズのエンちゃん(ダンサーの遠田誠)とジョホンコ(俳優の倉品淳子)と連絡を取り合いながら、フィールドワークを公演にどう反映…
ゲキジョウ実験!!!「銀河鉄道の夜→」まで、残り1週間を切った(11月2日/3日の4公演)。門限ズのメンバーと朝ごはんを食べながら、新たなフィールドワークのアイディアが浮上。本番の内容は、ほぼ完成しているのに、またトッピングする新たな案が浮上。 そ…
鳥取での合同ワークショップ。朝日新聞の取材が入る。取材記者の人も、ワークショップの一部になって、みんなで新聞記事のためのキャッチコピー、このプロジェクトを新聞記事にするなら、なんという見出しがいいのか、見出し文を考えて言い合う。 その後、移…
朝、9時半−10時半。鳥取少年少女合唱団とのリハーサル。今回、書き下ろした合唱曲「いつの間にか銀河ステーション」は、宮沢賢治の言葉をもとにワークショップでつくった二つの歌を起点に、さらに発展させた曲。小学生、中学生、いろいろな年齢の子どもたち…
鳥取に移動。電車に揺られていると、作曲したくなり、譜面を書く。電車の中で譜面を書くのは結構好きだ。風景が変わっていく中で、音楽を書くのは楽しい。 門限ズと合流。 夜は、ワークショップ。ワークショップが始まるまで、ヴィブラフォンを触ってみる。…
「ハイドン盆栽」作曲中。本日は、「ハイドン盆栽第5番」と「ハイドン盆栽第6番」を作曲。 小学校2年生のJくんと音楽をする日。久しぶりに会ったJくんは、ゲームの音楽の譜面をピアノで練習していた。と思うと、シンセサイザーで遊び始める。と思うと、曲…
現在、11月12日の「ハイドン大學」に向けて、新曲「ハイドン盆栽」を作曲中。経緯をざっと説明すると 1)モーツァルトよりも24歳年上のハイドンという作曲家がいる。 2)ハイドンは、交響曲を100曲以上作曲している。 3)日本センチュリー交響楽団が、こ…
「相撲聞序曲」の編曲作業が終わり、譜面を発送。2017年にピアノ連弾曲として作曲して以来、何度も演奏されている曲で、その後、いろいろな編成にアレンジもしている。今回は、ヴァイオリンと鍵盤ハーモニカとピアノ。 11月12日に、アートエリアB1で行われ…
朝、メメットを見送る。短いが充実した滞在でインドネシアに帰って行ったメメット。次に会うのは、2020年5月31日の「千住の1010人 in 2020年」。メメットの熱い思いを1010人の人々と分かち合えるように、オーガナイズしたい。 京都に戻る。帰り道に、Leta E.…
インドネシアの現代音楽の中で、最も異色の作曲家Memet Chairul Slametの5年ぶり来日公演。メメットのとんでもなさは、 1)村人全員を参加させる1700人によるコンサートを行った作曲家。 2)国立芸大の西洋音楽の先生だが、インドネシアの様々な島の民族…
インドネシアから作曲家のメメット・チャイルル・スラメットさん到着。かつてインドネシア芸大の学生だった平出さんもサポートに到着。明日のトーク&コンサートに向けて、リハーサル。 メメットが2014年に作曲した1010人で演奏するための「Senju 2014」を下…
鍼灸に行って、身体を整えてもらう。 2月に會田瑞樹さんのリサイタルで世界初演のヴィブラフォンのための新曲「相撲ノオト」の作曲に着手。今日は、とことん双葉山の引退相撲の土俵入りの動画に着想を得てのスケッチ。ヴィブラフォンは、打楽器だけれども、…
今日は、音楽教室を二つやった日。 午後は、ピアニスト/作曲家の人に、即興のピアノを教えるレッスン。ハーモニーの話を結構した。ハーモニーって、コード進行とか、和音の組み合わせ方のルールの話だと思っている人が多いけれども、ぼくは、音と音がどう響…
三重から京都に戻りました。昨日の三重大学でのフォーラムで、「あいちトリエンナーレ」について意見を聞かれて、短い時間だったので、整理して話せなかったので、ここに、一度、まとめて書いてみようと思う。 ・「あいちトリエンナーレ2019」には、行けなか…
鳥取から三重に移動。移動の車内で、John T. Lysaker著「BRIAN ENO'S Ambient 1: Music for Airports」(Oxford University Press)を読了。アンビエント音楽の先駆的な作品、ブライアン・イーノのMusic for Airportsに関する本。ポップスにおけるジョン・ケー…
謎が好き。わけのわからないものが好き。不思議が好き。なんだか惹かれる。わかんないけど、美しい。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は、わけがわかんないところがいっぱいあって、美しい。その理解を超えた美しさの鏡に照らされるように、不思議な魅力を持った…
ゲキジョウ実験!!!「銀河鉄道の夜→」の4公演が、11月2日、3日に迫っている。門限ズ(=吉野さつき+遠田誠+倉品淳子+野村誠)として、鳥取に来てできるワークショップも、残り少なくなってきて、あと数日。 これまで何ども開催したワークショップの中で、…
観測史上最大級と言われる台風19号が接近している。台風のコースは、鳥取からは外れて、暴風域に入らない見込みなのに、深夜から強風と大雨。どんなに大型の台風なのだろう。 午前中の鳥取少年少女合唱団とのリハーサルは、予定通り行われた。野村作曲の合唱…
メメット・チャイルル・スラマット作曲の「Senju 2014」をたたき台にした「Senju 2019」の作曲完了。2台ピアノとメロディー楽器と声と打楽器。10月20日に世界初演。 「千住の1010人 in 2020年」プレイベントvol.03 開催 | アートアクセスあだち 音まち…
2月、3月の佐久間新さんの「だんだんたんぼ」公演で舞台美術を担当された池上恵一さんが企画されたワークショップに参加。建仁寺塔頭両足院にて、お茶と音響と座禅のワークショップ『聴く・訊く・聞く』。 講師は、 お茶:中山福太朗(http://totousha.com…
鈴木潤さんと日本センチュリー交響楽団の楽団員のためのワークショップ講座2日目。今日は、モード、リフ(オスティナート)を中心にした即興音楽講座。レゲエもブルースもやった。 潤さんの話で印象的だったのが、ワークショップでルールから逸脱する子ども…
日本センチュリー交響楽団の楽団員のためのワークショップファシリテーション講座1日目。講師は、野村誠と鈴木潤。今までの6年間のオーケストラのコミュニティプログラムを総括し、さらにオーケストラプレイヤーのためのワークショップガイドを今年度中に…
横浜での滞在も終わる。 ぼくの51歳も4日目。作曲は、世界を聞くこと。世界と共鳴すること。新しい耳を開き、音と音を紡ぐこと。 京都に戻る。明日、鈴木潤さんと、日本センチュリー交響楽団の楽団員のための講座をやる。そのためのレジュメを作成。 フィ…
「妖怪ケマメ」、本日も2公演。これで、野村が生演奏で加わるバージョンの「妖怪ケマメ」は全公演終了。鳥取のゲストハウス「たみ」からやって来た骨董品のミニピアノが、最後まで大きな故障もなく、いい音を奏でてくれた。ハリー・パーチのように計算して…
「妖怪ケマメ」12時と17時、2公演、無事終了。 観客との距離が実際に近いだけでなく、公演が進むにつれて精神的な距離感も近づいていく感じがして、最後、終演後には観客の本当に多くの人が舞台上に集まってきてくださり、いつまでも帰らない時間が持て…
「妖怪ケマメ」の公演を、明日、明後日に控えているのだが、野村が生演奏で加わるのは、この2日間4公演のみ。それ以降は、音楽は録音で流れるので、本日、野村が生演奏する楽曲のレコーディングを行った。本番前にレコーディングをするのは大変ではあるが…
多様式音楽の作曲で知られるシュニトケの伝記、Alexander Ivashkin著「Alfred Schnittke」を読了。20世紀後半のソ連の前衛作曲家。ロックバンドをする息子ともコラボをする作曲家。クラシック音楽と前衛とタンゴなどが同居する音楽を書く作曲家。映画音楽で…
神奈川芸術劇場KAATにて「妖怪ケマメ」のクリエーションが続く。本日より劇場入り。 劇場は照明を美しく見せるために、壁などが真っ黒。黒は光を反射しないから、真っ黒の世界で、暗転がきれいにできる。逆に、美術館とか写真スタジオとか、壁が真っ白だった…