野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ハイドン盆栽、作曲中

「相撲聞序曲」の編曲作業が終わり、譜面を発送。2017年にピアノ連弾曲として作曲して以来、何度も演奏されている曲で、その後、いろいろな編成にアレンジもしている。今回は、ヴァイオリンと鍵盤ハーモニカとピアノ。

 

11月12日に、アートエリアB1で行われる「ハイドン大學」に向けて、ハイドン交響曲の楽譜を分析する。楽譜を分析して解説するのでもいいのだが、何か欲が出てきて、「ハイドン盆栽」というピアノ曲を作曲して、その曲を演奏しながらハイドンについて語ろうと思いつく。ハイドン交響曲が大きな木だとしたら、そのエッセンスを凝縮した盆栽のような短いピアノ曲にしてしまおう。ということで、「ハイドン盆栽第1番」、「ハイドン盆栽第2番」を作曲。しばらく時間を見つけて、盆栽を作曲していこうと思う。イベントの詳細はこちら

 

作曲家・野村誠の視点から探るハイドンの魅力 | 関西文化.com|関西の芸術文化イベント

 

盆栽の作曲の合間に、ヴィブラフォン独奏曲「相撲ノオト」の作曲のための準備をする。とりあえず、ヴィブラフォンを研究するために、會田瑞樹くんのCDを聴いたりして、ヴィブラフォンの魅力を探る。そして、横綱土俵入りの動画を見て、土俵りいの動きを真似しながら、ヴィブラフォンをイメージして体を動かして、スケッチを続ける。