2019-01-01から1年間の記事一覧
ひょうたん型のCDが届く。 おくだりょうとひとりひょうたん楽団「とちうで、ちょっと」 奥田扇久さん=奥田亮さん=おくだりょうさん、と出会ったのは、30年前。京大の学生をしていた頃。ジョン・ケージの京都賞受賞に合わせて、3日間で40演目(ケージ…
2019年も残りわずか。「千住の1010人 in 2020年」を2020年5月31日に開催。それに向けて、楽譜を清書すべく、画用紙を買ってくる。 タイトルを散々考える。「センキュー(1009)、千住(1010)」とか、「せん自由!」とか、「千寿満祭」など、いろいろな言葉が巡…
インドネシアの即興舞踊家パッ・プラプトの訃報が届く。あらゆるものと交信するダンス。特に、2011年3月、ジョグジャカルタで東日本大震災のために開催したコンサートの際、最前列にパッ・プラプトが見に来ていて、彼のオーラが出演したダンサー、音楽家た…
来年5月31日に、「千住の1010人 in 2020年」を開催する。2014年に「千住の1010人」を開催して、まさか人生で二度目のチャンスが訪れるとは思っていなかったが、幸いに二度目のチャンスを作ってもらえた。1010人で再びやる機会が訪れるので、前回の作品を…
鈴木潤さんと打ち合わせ。日本センチュリー交響楽団がつくる(オーケストラプレイヤーのための)「ワークショップハンドブック(仮称)」の原稿執筆のための。 そもそも、オーケストラがなんでワークショップするの?どうして、オーケストラと縁が遠かった鈴…
ポーランドで風邪をひいたが、ようやく回復。今朝は、鍼灸治療で、体調を整えてもらう。回復の兆しあり。 午後は、即興のピアノを教えるレッスン。ノムラとジャレオとサクマの「問題行動ショー」の記録動画を、見直したりもする。砂連尾さんと佐久間さんのデ…
昨夜9時半に就寝し、起きたら午後1時。15時間半連続の睡眠で、少し時差ぼけや疲れがとれたのか、と思う。 久しぶりに、メールなどの返信をする。大阪音大の井口淳子先生の論文「コミュニティ・アートとしての音楽」が、大阪音大研究紀要に掲載されるらし…
朝、関西空港に無事、着陸。帰国。 お昼過ぎには、京都の自宅に帰宅。無事、洗濯もできる。 ポーランドでいただいたCDがたくさんあるので、しばらくはこれらを聞いて過ごすことになりそう。アリーナのCD「Sonatina for Alina」は、ポーランドの現代作曲家た…
ワルシャワ最後の朝食を、ミルクバーに。 大慌てでチェックアウトして、空港へ。空港まで、アルベルトが見送りに来てくれる。フレデリックショパン音楽大学でのコンサートが、非常によかったね、とアルベルト。大使館でのアルベルトの小物打楽器と野村のケン…
気がつくとポーランド滞在も最終日。せっかくの日曜日の午前中なので、ショパンの心臓があるという聖十字架教会へ行く。クリスマス前の日曜日だけあって、礼拝は超満員。オルガンの音色も少し聞いて後、旧市街を歩いて、ワルシャワ近代美術館でMiriam Cahn展…
佐久間新さんの紹介で、民族音楽学者のマルサナに会う。25年ほど前に、佐久間さんがジャワに留学していた頃に、ジャワに留学していた人。佐久間さんのインドネシアネットワークは、世界に広がっている。マルサナは、インドネシアにおけるキリスト教音楽の研…
フレデリック・ショパン音楽大学の教授であるアリーナは、フレデリック・ショパン音楽院でも教えている。本日は、フレデリック・ショパン音楽院で、ワークショップ。サックスの学生が5人とクラリネットの学生一人の6人。普段はクラシックの演奏をしている…
サックス奏者のアリーナの家にディナーに招待される。 フレデリック・ショパン音楽大学の教授であるアリーナにとって、普段はクラシックを演奏するアリーナにとって、17日のコンサートが如何に大きな冒険であったか、を語られる。自分の職場で、同僚や学生た…
音楽ジャーナリストのKrzysztof Kuba Dziubaのインタビューを受ける。Polskiego Radio(ポーランドのNHKにあたる)のラジオ番組のために。2時間番組で野村誠を特集してくれるらしい。ガムランのこと、瓦のこと、相撲のこと、鍵盤ハーモニカのこと、ピアノの…
フレデリック・ショパン音楽大学でのコンサート。開演2時間前の17時から会場でのリハーサル。照明を薄暗くして、譜面灯を使って演奏したいとのこと。暗いステージでリハーサル。 ステージマネージャーの87歳のおじいさんが、黒いスーツでかっこいい。そして…
国際交流基金の助成によるワルシャワ滞在が続く。本日は、在ポーランド日本大使館でのレクチャー。日本の現代音楽について概説して欲しいという大使館側からの要望があり、日本の現代音楽を全て網羅したトークは不可能であるので、特に近年非常に重要な3つ…
午前中、駆け足でポーランドユダヤ史博物館を見る。里村さんが、野村誠ポーランドツアーのfacebookページを立ち上げてくれて、これからここに写真や動画をアップしていく予定。 www.facebook.com 本日は、SPONTANICZNE KOMPOZYTORSKIE SPOTKANIA(=自発的な…
千住だじゃれ音楽祭で、「ワルシャワのワルシャワの悪いシャワー」という歌詞の歌を作った2012年には、ワルシャワでシャワーを浴びていることを想像していなかったが、ワルシャワでシャワーを浴びた。悪いシャワーではなかったけれども。 ポーランドユダヤ史…
ヘルシンキ経由で、ワルシャワに飛ぶ。国際交流基金の助成を得ての野村誠ポーランドツアー。大学院でポーランド文学を学んだこともある制作の里村真理さんは、ポーランド語もできるので、少しずつ教えてもらう。 今日から、サックス奏者のアリーナの家に泊ま…
明日からポーランドツアー。初ポーランド。数年前に、野村に会いに来た若いドラマー/作曲家/プロデューサーのAlbert Karchは、インターネットを通して野村の音楽のことをよく知っていた。今回、アルベルトがツアーを企画してくれた。作曲家コレクティブのS…
そもそも、「ヴァイオリンリサイタル」に行くなどと言ったら、昔の野村を知る人は、野村誠も随分保守化したものだ、と思うに違いない。日本センチュリー交響楽団と仕事をしていると言ったら、昔は過激なことをいっぱいしていたけど、今は、オーケストラと仕…
明日の小川和代ヴァイオリンリサイタルに向けて、リハーサルに立ち会いに行く。チケットが完売間近で、残り数枚となっているらしい。 ぼくが行く前に、既に、鶴見幸代作品、樅山智子作品のリハーサルは終わっていた。ぼくの新曲「土俵にあがる15の変奏曲」の…
ヒューとエマとの濃密な11日間が終わり、東京で二人と別れる。次、いつ再会できるだろうか。また、一緒に何かをしたい。 ヴィブラフォン奏者の會田瑞樹さんのスタジオを訪ね、野村誠作曲「相撲ノオト」のリハーサル。2月15日に大阪のフェニックスホールで…
砂連尾理さんが、ラジオで野村誠作曲の「たまごをもって家出する」をかけてくれたらしい。向井山朋子さんの演奏の音源。来週のポーランドツアーで、ぼくも演奏する予定の曲。 えずこホールで、ヒューとの「ミステリー音楽」4日間のワークショップの最終日。…
本日は、老人ホーム「あいやま」をヒューとエマと訪ねる。 来週100歳になる村上さんに、昨日つくった新曲「100歳」を歌って聞かせる。そして、お年寄りの言葉をもとに、「あんこもち」を作詞/作曲。指揮棒で、お年寄りに指揮をしてもらい、充実した時間が過…
奇跡の公共ホール、えずこホールにいる。えずこホールに初めて来たのは15年前。2004年に、ヒュー・ナンキヴェルとWhaletone Operaを始めた。2005年、2006年もWhaletone Operaをヒューとやり、2006年に、十周年プレイベントで、倉品淳子、絹川友梨を招いて、…
えずこホールに移動。 ヒューとのミステリー音楽ワークショップが始まる。 イギリス→日本→イギリスと推理された歌が、また日本の歌になった。 90代の陽気なおっさん 森の中で探してる めんどくさいこと忘れよう でも行こう行こう行かなくちゃ 追いかけられて…
ヒューとエマと東京に移動する。移動中の車内で、来年5月31日に開催する「千住の1010人 in 2020年」のための楽譜を、少し整理。徐々に、曲の構想がクリアになってくる。 音まち事務局とミーティング。新曲についてシェア。「ファンファーレ」は、「ビッグフ…
ヒューとエマが京都にいる。ヒューは、認知症の世界を描く生演奏による歌と映像による「Dementialand」という作品を作った。ぼくが、2010年に「老人ホーム・REMIX」という映像とピアノによる作品を作り、2012年に映像とピアノとダンスと写真による「老人ホー…
ヒューとの「ホエールトーン・オペラ」2日目。今日は、豊中市文化芸術センターの大ホールが会場。集まってきた人々が、各自楽器を鳴らしている。ボンゴの叩き方を教えてもらったり、弦楽器だけで集まって合奏したりしている。ワークショップが始まるまでの…