野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2015-01-01から1年間の記事一覧

すべりこみ帰国

バンコクより、夕方18時頃、大阪着。自宅に21時頃帰宅。すべりこみで、除夜の鐘を聞くことができました。

熱タイ音楽隊(バンコク)5日目

バンコクの滞在もいよいよ最終日。古琴奏者のChatchol Thaikheawの家を訪ねる。バンコクの郊外、国道のような大通りから小道に入り、閑静な住宅地の中の一角。家の門を入ると、くねる飛び石の小径を通り、「元韵山房」という名の彼のスタジオに着く。中国の…

熱タイ音楽隊(バンコク)4日目

午前中は、Srinakharinwirot大学という早口言葉のような日本人に発音不可能な名前の大学にて、講義。ここは、もともと教員養成学校で、今は総合大学だが、芸術学部ではあるが、学生の多くは教員になるらしい。その中のタイの伝統楽器を学んでいる人達に向け…

熱タイ音楽隊(バンコク3日目)

バンコクの郊外へ。午前中、ドラムヴィレッジに行き、午後、アユタヤの寺院を見学。アナン、チャッチョン、チャチャポンなどが、ガイドしてくれて、夕食でも語り合いました。

熱タイ音楽隊(バンコク)2日目

スイカやバナナが有り難いタイのバンコクの朝食。朝8時半にホテルを出発し、Mahisom Hall, SCB Parkを目指す。子どもオペラ「Rossignol en cage」のリハーサル会場だ。銀行が所有する巨大なホールの舞台に、巨大スクリーン。舞台手前が、オーケストラ。客席…

熱タイ音楽隊(バンコク)1日目

Museum Siamでのコンサート。千住だじゃれ音楽祭のメンバーによる「熱タイ音楽隊」とのバンコクツアー1日目。メンバーは、以下の10人。プロの音楽家とアマチュアの混成チーム。和楽器も西洋楽器も創作楽器も混ざった混成チーム。「千住だじゃれ音楽祭」と…

子どもオペラrossignols en cage

バンコクへ。タイ航空の機内では、タイ音楽を聴く。懐かしい音。日本時間の午後5時10分、現地の午後3時10分に到着。34℃の南国。汗がじわっと出てくる。観光シーズンのため長蛇の列。Anant Narkkongと再会。タイの民族音楽学者/作曲家。一緒に、アノ…

明日からバンコクなので、色々準備中。と同時に、来年のプロジェクトなどのために、色々連絡調整中。アートスペース虹から展示作品を搬出。野村の絵画を購入して下さった方がいて、売れていて、有り難いです。「瓦の音楽」や「ノムラノピアノ」のCDも購入い…

あれからどう会

水戸とイギリスのコーンウォールに伝わる巨人伝説を調査し、そこから創造的なワークショップを展開するアートプロジェクトをしている山本麻紀子さんと会う。京都芸大の非常勤講師もされている。3時間以上お話しました。面白い人だー。その後、第34回あれ…

淡路島に来ておりまして、2月のインドネシアでの「瓦の音楽」の打ち合わせ。ジョグジャカルタとジャティワンギに行きます。ジョグジャではコンサートを予定。そして、瓦の町ジャティワンギを視察し、交流。楽しみです。京都に戻りました。

瓦の重さ

淡路島に来まして、2月のインドネシアでの「瓦の音楽」の打ち合わせ。どの瓦を持って行くかが最大の議題。飛行機に何キロ載せられるか?一枚一枚の瓦の重量を量りながら、計算して持って行く瓦を決定。その後、どのように梱包するかの議論。一年前は、瓦の…

箏、三味線

箏と三味線の発表会に行きました。色々な生徒さんがいて、先生方の演奏もいろいろあり、みっちり4時間堪能しました。そして、その道中、ついつい1月23日の「世界のしょうない音楽祭」でやる曲について、色々と考える時間になり、脳内作曲しておりました。

階段に座る日

ギャルリー宮脇にて、「ディーン・ボーエン」展が開催中で、そこで作家のいしいしんじさんの「その場小説」があるというので、見に行った。椅子席は満員で、2階へと続く螺旋階段に座って下を覗き込むように鑑賞。特等席だ。ディーンさんの絵を見ながら、し…

バンコクの予定

バンコクのAnant Narkkong、Anothai Nitibhon、Chatchol Thaikheaw、Jean-David Caillouetらと、連絡を取り合っていて、現地でのスケジュールが急ピッチで変更されていきます。1週間後に出発とは思えない東南アジアらしいギリギリに決まっていく感じです。 …

世界の庄内音楽ワークショップ3

本日は「世界の庄内音楽ワークショップ」の3回目@大阪音大でした。2014年4月に日本センチュリー交響楽団と始めたコミュニティプログラムも、1年半の間にかなり進化しています。楽団員の方々も、当初は創造的な音楽ワークショップの経験が皆無な上に、譜…

ウクレレバンドとガムランの日

午前中は、高槻の障害者施設コメルナに行き、来ている方々と音楽をする。重度の知的障害の方々で、前回行った時に、打楽器類を試してもらったが、何となく弦楽器が良さそうな印象を持ち、今日はウクレレをたくさん用意していただいた。せっかく用意していた…

バンコク、鳥取

京都に戻ってきました。本日は、鍼灸に行って、体調管理の日。そこで、砂連尾理さんとも会いました。今日は、モンポウの「歌と踊り」の5番を中心に、ピアノを弾いておりました。3月27日の鳥取でのコンサートについて、やぶくみこさんと打ち合わせ。年末…

岩槻を愛する人々

さいたまトリエンナーレ2016の準備で、さいたま市内のいくつかのホールを下見。JACSHA(=日本相撲聞芸術作曲家協議会)として来年9月30日にコンサートを予定。そして、さいたま市岩槻区の様々な音楽団体と精通する方と、お話。岩槻という土地を愛する人々…

TASKEの結婚式

本日は、日本経済新聞に野村誠著「音楽の未来を作曲する」の書評が出たようです。新聞を買いに行く時間がありませんでしたが、図書館などでチェックしてみて下さいね。本日も、千住でのリハーサル/ワークショップ/打ち合わせ。バンコクツアーに向けて。バ…

エディンバラからの来客とバンコクの準備

新幹線に乗って、東京へ!千住にやって来ました。千寿常東小学校で、年末のバンコクツアーに向けてのリハーサル/打ち合わせ。たまたま、エディンバラ大学で作曲と音楽テクノロジーを教えるMichael EdwardsとピアニストのKarin Shistekが日本を旅行中なので…

おくりもの展

陶芸家の友人たちの展覧会に出かけて、我が家の食卓に、新しい食器を少しだけ追加。嬉しいです。明日から東京遠征なので、荷作りなど準備中。

雨ふりと散歩

12月10日は、オリヴィエ・メシアンの誕生日。ながらの座・座の橋本敏子さん、やぶくみこさんと、次年度の座・座でのコンサートの可能性についての打ち合わせ。非常に濃密な良い話ができました。その後、アートスペース虹にて、カレンダー展を鑑賞。ぼく…

世界の庄内音楽ワークショップ2

世界の庄内音楽ワークショップ@大阪音大でした。大阪音大が箏、三味線、尺八を準備して下さり、日本センチュリー交響楽団が、ヴァイオリン、ヴィオラ、トロンボーン、さらに様々な打楽器を用意。ぼくも、色々な楽器を持参。今日は、野村誠を体験する日。導…

音楽教育の授業

真珠湾攻撃とジョンレノンの暗殺で知られる12月8日。平和を祈ります。新幹線に乗って、雲に隠れてしまった富士山を見て、新横浜までビューんと行って、バスで川崎の溝口まで。洗足学園音楽大学にて、講義なのです。今日は、鍵盤ハーモニカについての講義…

昼の木

ピアノを教えに行く。小学4年生。前回は、パパの誕生日に備えるために「ハッピーバースデイ」を仕込んだが、両手で弾けるようになっていて、子どもの上達の早さに驚く。以前つくった「朝の木」、「真夜中の木」、「スパゲッティの木」も聴かせてもらう。よ…

ニホンザルの入浴

京都市動物園に行く。今日は、ニホンザルの入浴が見られるというので。お湯をはったプールの中に飼育係さんがエサを投げ入れると、サルはお湯に入るが、すぐ出てきてしまう。ほっとくと入ってくれないので、またエサを投げ入れる。エサを取るためにだけ入る…

へちま

原稿執筆。本やCDなどの紹介もの。部屋で気分転換に尺八を吹いてみる。昨日より少し音が出る。竹澤悦子の「へちま」を聴く。素晴らしい。久しぶりに、切り干し大根の煮物をやってみる。 夜は、友人宅で語り、久しぶりの夜更かし。

シェベー・アンサンブル

本日は、3ヶ月ぶりに整体に行って、体の調子を整えてもらいました。姿勢がよくなり、気持ちよいです。昨日の「世界の庄内音楽ワークショップ」に触発されて、せっかく家に尺八があるのだから練習しようと、気分転換に尺八を吹いています。あまり良い音が鳴…

世界の庄内音楽ワークショップ1

野村誠×日本センチュリー交響楽団「世界の庄内音楽ワークショップ」@大阪音大の第1回目でした。主催:豊中市、共催*日本センチュリー交響楽団、協力:しょうないREK、大阪音楽大学。中国音楽がご専門の民族音楽学者で大阪音大教授の井口淳子先生のご尽力…

こどもガムラン

本日、久しぶりに、京都ガムランSekar Gendisに参加できました。https://twitter.com/gamelankyotoこどもガムランの時間には、66曲目となる「なんとなく」ができました。マヒナがボナンで3−53−3、というフレーズを、お祭りっぽく繰り返すのが始まりで…