野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アンジー来る

サウンドアーティストのAngie Atmadjajaが、妹さんとともに我が家に泊まりに来ました。インドネシア語になったり英語になったり、楽しい会話が続きます。深夜は、一人で黙々と助成金申請書類を作成。英語で書いているのですが、だんだんテンションがあがって…

来年のインドネシア

インドネシアから一時帰国中ですが、1月下旬にはインドネシアに戻り、夏まで滞在する予定です。インドネシアで色々プロジェクトをするために、Arts Network Asiaに助成金を申請中。第1次審査が通ったので、第2次選考の書類を書くことに。その書類作成のた…

大掃除

ここ数日、部屋の模様替えと片付けなどを、大々的にやっています。というのも、6月下旬に東京から京都に引っ越したものの、その直後から、8月下旬までの2ヶ月間、猛烈に働いておりまして、家の片付けが全然できませんでした。そして、そのまま、インドネ…

「福岡市美術館」→「福岡市美術館・REMIX」→「6つの新しいバガテル」→「21の新しいバガテル」

30度のインドネシアから、火山の噴火のために、突如、寒い日本に帰って来て、しかも、青森などにも出かけたので、風邪で自宅静養中。名刺ホールダーを整理したりするうちに、散らかっている部屋も少しずつ整理整頓。そうやって、様々な書類をファイルに入…

ミーティングのアレンジ

今日は、一日、マネージャー業でした。あまり、自分の仕事を売り込むことはしないのですが、今日は、Angie Atmadjajaのサポート。青森でのレジデンスが終わった後、2週間ほど日本に滞在するという彼女。せっかくなので、彼女が再び日本で作品を発表する機会…

取手アートプロジェクトの打ち合わせ

12月5日に、取手でトークをします。http://www.toride-ap.gr.jp/news/2010/1026-419/青森からの帰り道に、東京に立ち寄り、打ち合わせ。12月5日のトークは、入場無料です。是非、来て下さい。 イベント名が、「超豪華アーティストと話そう」というタイ…

インドネシア語学習ソング

勉強中です。

青森の「吃驚」展を体験する

国際芸術センター青森にて、アーティスト・イン・レジデンスに参加の5作家の作品を鑑賞しました。Angie Atmadjajaのインスタレーションは、非常に良かった。会場の片隅に設置された1個のスピーカーから、持続する音(定常波)がずーっと鳴っている。会場は…

国際芸術センター青森

青森に来ています。火山の噴火のため、インドネシアから帰国しました。そのため、青森に滞在中のインドネシア人を訪ねることができました。イギリス在住のAngie Atmadjaja(サウンドアーティスト/作曲家)は、国際芸術センター青森の秋のアーティスト・イン…

インドネシア語学習ソング10

インドネシアの現代音楽の作曲家Slamet Sjukurの文章を読んでいます。その中から印象的な部分を抜粋して、インドネシア語学習ソング10を久しぶりに作りました。 Antara musik, tari dan seni lukis tidak satupun yang lebih penting terhadap lainnya Kel…

桃太郎を巡って

インドネシアから京都に帰って来ました。小沼純一さんの著書は、20世紀初頭にバリに魅せられ、バリに住んだ作曲家コリン・マクフィーを巡って、現代の音楽について色々考える本です。読んでいない方は、是非、ご一読をお薦めします。魅せられた身体―旅する…

1000人で音楽をする

フィリピンの作曲家、故ホセ・マセダの「ウドゥロウドゥロ」を最近、大阪で600人で演奏したそうです。 テイストは全然違いますが、大人数で音楽をするというのでは、オランダの作曲家Merlign Twaafhovenにも、プロジェクトが多いです。 大人数というのは…

帰国しました

無事、日本に帰国しました。 寒いですねー。インドネシアへの再渡航は、ムラピ山の噴火がどう収束するかにもよりますが、来年の1月あたりで計画しています。2ヶ月ほどは、日本で過ごす予定です。

間もなく帰国します

本日、航空券のアレンジができまして、11月14日の早朝には帰国できそうです。ところで、13日、大井浩明氏が伊左治直、塩見允枝子作品を演奏するコンサートがあります。私は行けませんが、東京近郊の方、是非どうぞ。http://ooipiano.exblog.jp/1440930…

オバマ、インドネシア訪問

オバマ大統領がインドネシアを訪れた。インドネシアに4年住んだことがあるだけに、演説の合間に、簡単なインドネシア語を差し挟むと、観衆は大盛り上がり。40のインドネシア語を演説に挿入し、27回喝采が起こったそうだ。 なんでも、政府高官の一人に、…

インドネシア語の勉強

トロウランに観光に行く。ikan waderというローカルフードがあり、これが、小魚を揚げたものなのだが、非常に美味しい。マジャパイト博物館と、バリに逃れる以前のヒンドゥー寺院の遺跡を見る。 インドネシアでは、価格交渉をすることが多くなる。特に観光に…

汚れた靴下の唐揚げ

映画「Opera Jawa」について、スーチェンに感想を聞いてみたが、評価は低かった。やはり、西洋人向けの輸出作品としてのジャワの世界であって、インドネシア人の心を打つ作品ではないのだろう。スパンガという作曲家も、ジャワ・ガムランの伝統をうまく西洋…

Slamet A Sjukur

作曲家のSlamet A Sjukurを訪ねる。70代半ばの彼は、創作の意欲は衰えることもなく、次々に新作を発表しているよう。「This is my new baby.」と言って彼が見せてくれたのは、「GAME Land No.3」というトランペット×3、ホルン、トロンボーン、チューバの…

伊左治直

Soe Tjenの家は、学校(幼稚園+小学校)と隣接しており、お母さんは学校の先生。幼稚園に来て演奏したりして欲しいとリクエストがあるので、泊めてもらっているお礼も兼ねて、来週には、幼稚園に行く予定。 大井浩明により伊左治直の作品が演奏されるコンサ…

ムラピ山

ムラピ山の噴火は収まるどころか、日々、悪化していて、避難勧告は、7キロ以内と言っていたのが、15キロになり、ついには半径20キロ以内になった。ジョグジャ市内では、火山灰のみならず、小石も降って来ているらしい。ということで、当分、ジョグジャ…

Soe Tjen Marching その2

Soe Tjen Marchingは作曲家だが、ジェンダー研究の学者であり、彼女の著書は、英語で出版されている。ところが小説家でもあって、近々、インドネシア語の小説がジャカルタの出版社から出版されるらしい。

Soe Tjen Marching

作曲家のSlamet Sjukurに電話。彼はスラバヤ在住。10年以上会っていないので、久しぶりに声を聞いたが、70代半ばの彼は、相変わらず元気そう。冗談も多い。週末に会うことになった。 Soe Tjenの作曲作品の譜面を見せてもらう。彼女が今年の夏、シンガポ…

インドネシアに

関西空港に向かうシャトルバスで、デンマーク人のお茶の先生と一緒になりました。ガムランとのコラボレーションとかもしている人です。奇遇です。 インドネシアに着きました。当初、予定していたジョグジャカルタは、ムラピ山の噴火の影響で危険性があると考…