野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

えずこせいじんモンゲンズ1日目

門限ズの遠田誠、吉野さつきと、新幹線で白石蔵王へ向かう。車内で、いろいろ近況報告など。遠田誠が、群馬でフラダンス、キッズダンス、八木節、ヒップホップなどの市民グループを巻き込んだ新しい文化施設のこけら落としのためにパフォーマンスを創作中の…

朝、昼、晩と芸術交流してました

朝、起きて、上野のホテルに、Kop Narmolを訪ねて行く。タイから来日中の俳優/演出家で、合気道をやり、DV問題など社会問題とアートの関係をリサーチもする。今日は、一緒に谷中を散歩しようということになり、Kop以外に、タイから来日中の影絵劇団の人々(…

タイの仮面と影絵と現代演劇と

昨日の「世界のしょうない音楽祭」の興奮が覚めやらぬのですが、本日より遠征。東京を経由して、宮城のえずこホールへ行くのです。3月4、5日の「えずこせいじん大博覧会」に向けて。中川賢一さんとやる2台ピアノのための新曲を練習し、片岡祐介さんから…

世界のしょうない音楽祭

日本センチュリー交響楽団のコミュニティ・プログラム・ディレクターになって3年。この3年間で36回のワークショップをやりました。また、コミュニティ・プログラムとしては、今回が6回目のコンサート、そして庄内では3回目のコンサートです。日本セン…

明日は世界のしょうない音楽祭

「世界のしょうない音楽祭」に向けての最終リハーサル。早めに集まって、日本センチュリー交響楽団の楽団員の方々と、ワークショップのこれまでの振り返りの会をしました。色々、課題と可能性があるので、次年度以降につなげていきたいと思います。そして、…

越後獅子のちイギリス

いよいよ「世界のしょうない音楽祭」まで、あと二日。明日が最後の練習になります。前回の練習で地歌「越後獅子」の歌詞から抜粋で(違ったメロディーにのせて)歌うところができたので、その部分の譜面を作成。あと、地歌「越後獅子」の手事2の三味線パー…

Jane Bentley

イギリスのJane Bentleyが、日本、韓国、マレーシア、シンガポールで高齢者との音楽実践について調査した報告書が、以下で読めます。27−28ページにかけて、ケーススタディ1として、野村誠の実践が取り上げられております。野村へのインタビューから、上…

まえまちアートセンター

ギリシアの即興演奏グループ6daEXItが、野村誠作曲の「まえまちアートセンター」を演奏したとのことで、動画のリンクが送られてきた。即興の要素が多く、色々な解釈のできる曲だが、18分も演奏してくれている。この人たちにも、時間を見つけて何か曲を書…

ことばの森裡

新幹線で京都に戻る。東京駅で新聞を買おうと思いながら、慌てて乗って新聞を買えず、仕方ないので京都までは読書。先日、古本屋で買って読みかけの「モーツァルト=二つの顔」があり、楽しく読書。購入したまま読もうと思いながら読んでいなオリヴィエ・メ…

国際交流企画第4弾;インドネシア調査編レクチャー&コンサート

本日は、「千住だじゃれ音楽祭 国際交流企画第4弾:インドネシア調査編 レクチャー&コンサート ジャワで交流したんじゃわ」(@東京藝術大学千住キャンパス、スタジオA)を開催いたしました。 1 「ごはんはナシ」、「ケロリン唱」「ごはんはナシ」は日本…

ボナンで笙

昨夜4時頃就寝だったのですが、7時半に起きて、出発。うーむ、寝不足です。新幹線車内で舞踊家の佐久間新さんと合流し、東京へ。北千住に着いて、東京藝術大学の千住キャンパスのスタジオAにて、リハーサル。明日のイベント「ジャワで交流したんじゃわ」…

十年音泉

明日から東京なのですが、まずは3月5日に、えずこホールで中川賢一さんと演奏するための2台ピアノ版「十年音泉」の編曲作業。5時間に渡る住民参加音楽劇である演劇交響曲から5分弱の曲を書くので、ほとんど微かな断片の集積なのですが、過去の譜面を見…

世界の庄内音楽ワークショップ5回目

「世界のしょうない音楽祭」(2月25日@サンパティオホール)に向けての第5回目の「世界の庄内音楽ワークショップ」@大阪音大。これは、豊中市を拠点とする「日本センチュリー交響楽団」が豊中市と共催で2014年度に開始したコミュニティプログラムの3…

ブタとの音楽

広島市現代美術館への原稿を書き終えて送る。3月5日のえずこホール20周年の記念イベントのために、10年前の「たいにいず」というギターアンサンブルの曲の前半を、2台ピアノにアレンジ。10年前の演劇交響曲「十年音泉」を抜粋して、短い2台ピアノ…

えずこ星人モンゲンズ

最近は、朝食後は、紅茶い豆乳を投入して飲んでおりますが、意外に豆乳は合って美味しいです。そして、相変わらず、朝にピアノでモンポウとバッハを弾くのは日課になっていて、その後、ウィルフリッド・メラーズのモンポウの本を少し読んでから仕事に取りか…

2台ピアノのための「テキストのたね」

来月、えずこホールで行われる20周年記念イベントの準備で、10周年の時の曲の一部をもとに、2台ピアノの曲を作曲。本日は、「テキストのたね」という短い曲を2台ピアノにしました。坂野嘉彦さんの編曲の吹奏楽のスコアも久しぶりに詳しく見させていた…

島袋くん来る

美術家の島袋道浩くんが訪ねてくる。島袋くんと出会ったのは、1993年だから気がつくと24年の付き合いになる。ざっと24年間の二人でのコラボレーションを列挙しても、かなり多いことに気づく。93-94年の路上バンドに始まり、94年の「詩ビレル」(@ギャラリー…

ジャワで交流したんじゃわ

2月19日に開催する「ジャワで交流したんじゃわ」(@東京芸術大学千住キャンパス)で見せる映像の編集が終わり、映画監督の甲斐田祐輔さんの映像が届く。1週間の濃密な出来事のエッセンスが詰まっている映像。40分強の映像を懐かしく面白くワクワクし…

十年音泉から10周年

ドイツの国営ラジオ放送のプロデューサーで、京都産業大学のメディアコミュニケーションの先生のMalte Jaspersenさんと会う。2014年に、ココルームについて30分のラジオ番組をつくりドイツの国営放送で放送したそうで、その番組の中で、「ノムラノピアノ」…

新曲、通しましたーーー!!!!!!

本日は、「世界の庄内音楽ワークショップ」の4回目(@大阪音大)でした。昨夜に書き上げた譜面を、本日はリハーサルです。2時間のワークショップの最後の15分で、一度、通し稽古をしたいので、18時半に始めて、なんとか20時10分には、譜読み練習…

作曲おわりましたーー

2月25日の「世界のしょうない音楽祭」に向けて、作曲中です。プロの演奏家が、西洋楽器が、クラリネット、トロンボーン、ピアノ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスで、ピアノ以外は、日本センチュリー交響楽団のメンバーが演…

越後獅子に作曲中です

作曲中です。2月25日に世界初演です(@サンパティオホール=阪急庄内駅から徒歩3分)。地歌の「越後獅子」の手事のところに、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、クラリネット、トロンボーン、ピアノを追加して、三味線、箏、尺八と大合奏する豪華…

ハイドンから越後獅子まで

昨日の続きで、2月25日の「世界のしょうない音楽祭」(@サンパティオホール)に向けて、旧作を下敷きに上書きし続ける現在進行形の作品「日本センチュリー交響楽団のテーマ(第6稿)」を書いております。昨年度は、バンコクでの超過密スケジュールの合…

古今調子とクラリネット

今日は、2月25日の「世界のしょうない音楽祭」に向けて、頭の中では構想を練っていた「日本センチュリー交響楽団のテーマ」の譜面を書き始めました。朝から作業を始めて、おおっ、突然、ハイドンの交響曲第100番「軍隊」のメロディーが曲の中に移植されて…

悪霊への道

2月25日の「世界のしょうない音楽祭」に向けて、作曲するのですが、まだ譜面は書き始めていません。箏の調弦をどうするか、を考えておりました。これで、箏は活躍できそう。問題は尺八で、初心者の尺八の方々が活躍できるのに、どうしたものか、と考えて…

節分

節分がやって来ました。2月25日@サンパティオホール(阪急庄内駅より徒歩3分)に向けて、「世界のしょうない音楽ワークショップ」の中で生まれた音楽を素材に、作曲の構想中。地歌の「越後獅子」とハイドンの交響曲が何かの形で交わったら嬉しいな、と…

アドゥーリンドゥーバロバシャデシュ

「ハイドン大學」も終わり、いよいよ「世界のしょうない音楽祭」。これまでは、ハイドンの交響曲のスコアに付箋を貼りまくっていましたが、今日からは「日本センチュリー交響楽団のテーマ(第5稿)」のスコアを見ながら、その中に、ワークショップで起こっ…

ハイドン大學やりましたーー

本日、ついに「ハイドン大學」。90分の講義、大阪梅田のグランフロント5階の島村楽器の店内で、1000万円のスタインウェイのピアノに囲まれてやりました。そして、店内にある1000万円のピアノで、ハイドンの交響曲を抜粋で弾きながら、レクチャー…