野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あいのてさんレコーディングとライブin岐阜

午前中、鍼灸に行く。イギリス遠征の後だが、意外に体調は悪くない。時差ぼけもない。明後日から中国遠征を前に、まずまずの体調。 自宅に戻り、助成金申請の書類作成作業などの後、岐阜に移動。ホテルにチェックイン後、ビッカフェに。あいのてさん(野村誠…

だんだんたんぼに夜明かしカエル

奈良のたんぽぽの家に行く。ジャワ舞踊家の佐久間新さんがディレクションするダンス公演「だんだんたんぼに夜明かしカエル」のためのリハーサル。2月に神戸、3月に東京で公演。たんぽぽの家で15年続けてきた佐久間さんのダンスワークショップからの発展…

時差ぼけない

時差ぼけは全くなく、普通に朝に目が覚める。自宅のピアノを弾く。相撲関連の書籍を読む。その他、音楽関連の書籍をパラパラと読む。ラジオを聞く。自宅での朝食後の時間。作曲家の近藤浩平さんとの打ち合わせ。先月は奈良で、今月は、茅ヶ崎で、近藤作品と…

能楽源流考

久しぶりの日本です。時差ぼけはなく、朝7時に目が覚める。日差しが暖かく、明るい。イギリスとは全然違って、京都は南国だと、ウキウキ。旅の洗濯物を洗濯して、干す。これだけ暖かいと乾くなぁ。自宅にいると、相撲関係の本がいっぱいあるので、朝食をと…

帰国しました

イギリスからの帰り道。香港で飛行機を乗り継ぎ、大阪へ。飛行機の中では、延々と眠り、午後3時半に、関西空港に無事到着。日本は、イギリスに比べて、断然あたたかい。その後、バスで京都駅に、さらに市バスで自宅付近まで移動。夕方6時過ぎに自宅に到着…

イギリスを出国

ロンドンのエンリコ宅を朝7時前に出発、ガトウィック空港で飛行機に乗り、飛行機の中で延々と眠る。途中で、映画を一本見る。アガサ・クリスティ・フェスティバルと仕事をすることになりそうなので、「オリエント急行殺人事件」。映画を見終えたら、またひ…

David Hughesさん

イギリス最後の日。ロンドン。朝、ゆっくり寝て、体調、回復。エンリコと来年度の色々な話をして後、SOASへ行く。鹿倉さんの紹介で、民族音楽学者のDavid Hughesさんの民謡の会を見学。デイビッドさんは、日本音楽の研究者で、タイのアナン・ナルコン、日本…

ロンドン一休み

レスターでの滞在が終わる。朝、ジョン・リチャーズと最後の朝食の後、フォーレを一曲ピアノで弾いてから、レスター駅でジョンと別れる。24年の月日が経っても、まだ、こうして友人であることが奇跡のようであり、24年前が昨日のようでもある。ロンドン…

Dirty Electronicsとの録音

9時半に目覚める。間もなく帰国なのに、どんどんイギリスの時間になってきた。時差ぼけを軽くするには、早寝早起きの方がいいだろうに、日本時刻の夕方5時半に起床。 みんな仕事に出かけているので、一人で朝食を済ませた後、ピアノを弾く。バロックの鍵盤…

デモントフォート大学でのレクチャー

レスターのジョン・リチャーズ宅に滞在中。朝、ジョンが先週、ジョギング中に転倒した関係で、救急病院での診察があるので、病院に立ち寄って後、デモントフォート大学へ。ちなみに、Accidents & Emergenciesというらしく、23年前、ロンドンのドラマーのチ…

ベニと再会

イギリスのレスターのジョン・リチャーズの家で目覚める。朝9時過ぎに、ジョンがお茶だよ、と起こしに来てくれる。熟睡した。ジョンと朝食のトーストを食べながら、楽しく語り合う。ジョンは大学に出勤。ぼくは、ベニとケルシーとの待ち合わせのカフェに行…

レスターへ

トーキーから電車で4時間半ほどの旅。レスターへ。レスター駅で、音楽家のDuncan ChapmanとIsabel Jonesの二人と会う。ダンカンと会うのは、10年ぶり。イサベルとは初対面だが、彼女は9月のぼくのレスターでのビデオ発表を聞いていて、非常に会いたいと…

猫のゆりかご

イギリスのデボンのトーキーという町にいます。ヒュー・ナンキヴェルとは、24年前に出会って以来の親友で、お互いの音楽活動に影響を与えあってきました。今日は、92歳のオードリーの誕生日ランチに招かれました。シャルドンという町のネス湾にあるパブ…

ミス・マープルと13の謎

トーキーにて。朝食と海辺のハイキングに連れて行ってもらう。ヒューとトーキーを歩くことで、彼がこの地に住んで、トーキーの郷土史に基づく音楽をやったり、この地の出身の知られざる科学者オリヴァー・ヘヴィサイドに関する音楽と彼に基づく巡礼パフォー…

鳩も区別がつく

トーキーのヒュー・ナンキヴェル宅に滞在中。午前中は、ヒューのコミュニティ合唱団「Choral Engineers」のリハーサルに参加。2週間前に第1次世界大戦をテーマにしたコンサートを終えたところで、現在はクリスマスのコンサートに向けて準備中。クリスマス…

トーキーへ移動

ロンドンから、電車の旅で、3時間ちょっと。デボンのトーキーに。音楽家のヒュー・ナンキヴェルと再会。24年前からの親友。ヒューの手作り夕食の後、ボーンマス交響楽団のリサと打ち合わせ。来年の色々な計画について語り合い、アイディアが膨らんでいく…

ジュリアンと王立音楽院とウィグモアホール

王立音楽院のジュリアン・ウェストを訪ねる。音楽院で10年ほど前から、creative participation(創造的な参加)の授業を担当している。ピアノやヴァイオリンやトランペットなど様々な楽器を専攻する学生が、3年生の選択科目として、ジュリアンのワークシ…

300人の子どものミュージカル

本日は、バッキンガムシャーのAylesbury Waterside TheatreでのEnergizeというフェスティバルを観に行きました。これは、13、14日の二日間に渡り、地元の25の学校を伴って行われるものです。作曲家のJane Smith作曲の合唱ミュージカルを、300人の子…

ロンドンでオフの日

イギリスに来て、最初の1週間が過ぎました。最初の1週間がメインの仕事で、ここで帰国しても良かったのですが、せっかく来たので、追加で2週間います。ここまでは連日、イベント続きでしたが、今日はオフで、ゆっくり、のんびりしました。マイケル・パー…

実験音楽とガムランと

本日は、実験音楽の作曲家79歳の大御所のマイケル・パーソンズを訪ねる。1969年にスクラッチ・オーケストラを結成して以来、イギリス実験音楽の中心的な存在。ぼくは、1994年に知り合って以来、マイケルの家には、何度も泊めていただいているし、もう何十…

97歳のお母さんのための演奏会

ロンドンに戻って参りました。朝食の後、エンリコさんと鹿倉さんが、近所の博物館に散歩に連れ出してくれました。楽器博物館など。楽しむ。午後、ロイヤルオペラハウスに行く。オペラ歌手のロブ・ギルドンと会い彼のステージを見る予定だったが、ロブが1週…

エンリコとの最終ワークショップ

ホテルをチェックアウト。今日は、エンリコとのワークショップの今回の最終回。Wentworth Primary Schoolにて、ワークショップ。昨日までのプログラムと同様。同じプログラムだが、子どもが違うと内容が変わってくるし、学校にある楽器が違うと、音楽も違っ…

ロザラムのワークショップ2日目

ロザラムでの2日目は、Swallownest Primary Schoolへ。昨日と同様のプログラムでのワークショップだが、今日は5年生。ここの学校は、面白いことに、クラスごとに国名がついている。1年生がフランス、2年生がギリシャ、3年生がエジプト、4年生が日本、…

Maltby Manor Academyでのワークショップ

昨日からヨークシャーのロザラムに来ている。シェフィールズの近くの町。今日は、Maltby Manor Academyの6年生とのワークショップ。エンリコと二人で行く。エンリコは今年の春から、何度もこの学校に通っている。2−3週間に一度のペースで通っていて、10…

ヨーク大学にてレクチャー

エンリコの家を出て、地下鉄が途中で、止まってしまったりするのも、予想通り。ギリギリにクングスクロス駅に着くが、乗る予定の電車も遅れてくれたので、間に合った。ロンドンを出て、ヨークに電車へ。2時間半の電車で北上。車窓から牧場での牛や羊の姿や…

Drapers’ Brookside Junior School

エンリコとのワークショップ。朝7時45分に家を出て、ロンドンを移動すること1時間半。東の果てのDrapers' Brookshide Junior Schoolに着く。副校長のハナと会って、打ち合わせ。エンリコは、この学校と数年前からコンタクトがあり、ハナが熱心なので、色…

ロンドン着

早朝、千住を出発し、成田空港より、香港へ。飛行機内で熟睡して後、香港で麺と高層ビルと電子音を懐かしんで後、ロンドンへ。飛行機の中では、映画を一本だけ見た以外は、ほぼ熟睡。ロンドンに8時過ぎに着陸。エンリコ宅に到着したのが22時半。明日は、…

ああ、こんな感じ

東京におります。朝食の後、「大相撲を聞く」という原稿を書く。お昼、千住だじゃれ音楽祭の打ち合わせ。その後、だじゃれ音楽研究会(だじゃ研)の方々、たんぽぽの家の佐久間新バニュプロジェクトの皆さんと、アダチベースに移動。中学生との音楽交流。鍵…

アルベルトと会う

京都より東京に移動。イギリスへの荷物を持って。北千住で荷物を置いて後、石神井公園へ。ポーランド人のパーカショニスト/作曲家のAlbert Karchと会うためだ。デンマーク在住の彼は、コペンハーゲンの即興トランぺッターのカスパーの紹介で、2年前にぼく…

荷造り

これからイギリス遠征なので、荷造りをしたり、航空券の確認などなど、色々して過ごす。レスターのジョン・リチャーズから、11月22日のレコーディングに向けての説明動画が送られてきたりする。