野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ホリデー1 四万十川

ホリデー1日目、高知に行って、ひろめ市場でかつおのたたき定食。むっちゃ美味しい、感激。 それから、四万十市の西土佐村の民宿に宿泊。川魚にえびにカニ。素晴らしい。それとは別のこと、昨日、作曲家の牛島安希子さんと電話で話して、3月22日のコンサ…

合唱曲を作曲

朝7時に目が覚めて、カンディンスキーの「生き生きした白」をP-ブロッのための譜面にする。 徳島県立近代美術館での絵を楽譜とみなして作曲するワークショップ2日目。高松から篳篥+サックス即興演奏家の岡部春彦さんも参加。 最初に自作曲「たまごをもって…

子どもと伯母

徳島県立近代美術館へ。今日はワークショップ。現在やっている展覧会、特別展「音楽『色、線、形、そして音』」の一環。まず、展覧会を見る。受付を入るとすぐに、野村幸弘さん編集による映像「モダンアートの音楽」(7月のワークショップの様子)が上映中。…

京都経由徳島

東京から京都に移動。 加奈ちゃんと、月曜日の砧南中学校での感想の録音を編集。日本の中学生がイギリスの中学生の作った曲に感想を言っている。そうやって感想を言っている日本語は、現代の中学生の生きている日本語のリズムやニュアンスがある。えっえっ、…

オルガンスープとハーモニカ

朝8時すぎに目が覚めてしまった。イギリスから帰った後、生活のリズムが乱れて、8時に起きるなんて、ぼくには考えられないこと。で、朝から教育音楽の連載原稿を書いて、それから大田智美ちゃんに送る新曲の譜面「ウマとの音楽」のコピー。 それから、サン…

ガッツリ

NHK番組制作部(青少年・こども番組)のディレクターの高橋さん、堤さんと打ち合わせ。来年度の幼児向け音楽番組を作る件。 要するに、番組を作るのに、ガッツリ付き合って欲しいみたいで、まぁ、番組監修みたいな関わり方をして欲しいみたいだった。 で…

ゴメンナサイ

今日も青梅第7小学校へ。まずは、1・2年生。野村誠のソロ即興〜片岡祐介のソロ即興〜片岡由紀のソロ即興〜3人全員での即興という順に間をあけずに続けて演奏を聴いてもらった。終わったら1年生が「もう1回やって〜!」と、5歳児とそっくりな反応。そ…

2曲同時演奏

青梅市立第7小学校で、3・4年生全員との特別授業。ぼく+片岡祐介さん+片岡由紀さん。まず、子どもたちの作った曲を聞かせてもらう。3年生は、自分達で創作したボディ・パーカッション。これがすごく良かった。ボディ・パーカッションというと、たいて…

アートサーカスの音楽

横浜トリエンナーレの会場で、「アートサーカスの音楽」の撮影。巨大な倉庫の中での大規模な展覧会なので、小さな表現では吹き飛んでしまいそうなので、鍵盤ハーモニカ1本で、展示会場内を暴れ走り周り、演奏しながら踊り狂い、お客さんの中に飛び込んでい…

コラボシアター・フェスティバル

エイブルアート・ジャパンで太田さん、吉野さんと打ち合わせ。この打ち合わせで決まったことについて、今、長文で書いたら、書き終わる直前に全部、消滅してしまったので、もう一回書く気がしないから、やっぱり秘密にします。でも、ちょっとだけ、教えると…

パニック青二才

しばてつライブを見に行ったら、「せっかく来たから出ない?」って誘われて、ちょっと共演。しばさんがピアノで、ぼくがピアニカという組み合わせをしばさんが提案したので、それに乗った。ぼくは、だいたいスズキのメロディオンを吹いているので、ヤマハの…

今日も作曲

今日も一日中、家にこもって作曲。途中カイロプラクティックに行ったけど。 カイロに行ったせいで、その後、眠くなってお昼寝。 夜も、12時ごろにうとうとして早朝4時半まで仮眠(というには、長いけど)。 なんだか、寝てばかり。 「ウマとの音楽」の譜…

土人という言葉について

いつまで時差ぼけなのかなぁ。 まだまだ眠い。 晶文社の「老人ホームに音楽がひびく 作曲家になったお年寄り」の校正がほぼ終了。晶文社側から、お年寄りの言葉「こういう土人のリズムにもっていったら」の部分の「土人」を訂正して欲しいと、再度言われる。…

ズーラシアの音楽

岐阜の野村幸弘さんを訪れ、「ズーラシアの音楽」の編集最終チェック。10月21日から12月18日まで、横浜トリエンナーレの会場で毎日上映する。 余分なシーンを若干抜いたり、音量を微妙に調整したり、それと動物の名前を順に字幕で出して、動物と動物…

なぞい・むずい・みずい

砧南中でワークショップ。イギリスのハダスフィールド現代音楽祭のプロジェクトのため。 フェスティバルの招待作曲家である近藤譲の作品に着想を得て、Hugh Nankivellとイギリスの中学生+野村誠と日本の中学生が4週間に渡り作曲するプロジェクト。最終的に…

まちかど紙芝居

今日は、林加奈が京都橘大学と共同で行ったまちかど紙芝居を見に行った。山科の岩屋神社で。紙芝居というのは、なかなか色んな可能性があるなあ、と思った。 絵も面白いが付随するパフォーマンス(音楽とか、語り、そして、観客との即興的なやりとりなど)が…

時差ぼけ続く

時差ぼけが続いて、17時半まで寝てしまった。 1食目を食べたのが20時。 「ウマとの音楽」は、ようやく方針がはっきりしてきて、黙々と作業。もとのビデオの雰囲気を追いすぎると、そのイメージに縛られるので、まったく印象が変わってしまうつもりで作…

作曲

アコーディオンとピアノの曲の作曲に取りかかる。「ウマとの音楽」を下敷きにどうやってピアノとアコーディオンのデュオにするか。いろいろ模索、試行錯誤。今、考えているのは、かなりユニゾンに近いような形。久しぶりにスコアを見ながら「だるまさん作曲…

オペラ

ダンサーの山下残くんが、我が家を訪問。来年、一緒に公演をしようと。オペラを作ろうか、というのが、残君の提案だったので、ひとまずオペラについて、色々話をした。ウマとの音楽は、ビデオからの譜面起こしは完了。明日からは、これにピアノパートを書き…

ウマとの音楽

アコーディオンとピアノの作品の作曲に取りかかる。今回の作曲の仕方は、野村幸弘さんとの映像作品「ウマとの音楽」を再構成。この作品は、昨年5月にイギリスの牧場で、ウマに向かってぼくが鍵盤ハーモニカで即興演奏をして、コミュニケーションしたものを…

ピエール・ヘンリー??

無事、帰国。 時差ぼけ一日目。 さて、明日から作曲しよ〜っと。ところで、「音楽療法ケーススタディ上」という本の中で、ルクールという人の文章が、「この偶然起きたドアのきしむ音は、まさにピエール・ヘンリー作曲の『ドアとため息のための協奏曲』と題…

移動日

イギリスから日本へ。ほとんど寝てた。途中で、映画「電車男」だけ見た。鈴木淳史くんが「電車男」について本を書いたと言ってたけど、これのことだったんだ。

The Sage Gasteshead

荷物をつめて、ヒューの家を後にする。ヒューと話し合って、ホエールトーン・オペラの第1幕、第3幕のスコアをぼくが作成、ヒューが2幕、4幕のスコアを作成することにした。1月までにスコアをお互いに完成させて、それからお互いに照らし合わせて、さら…

ガムランでホエールトーン

ブラックバーン・アートギャラリーでのワークショップ。このアートギャラリーがガムランを持っていて、しかも今年に日本を特集をしたプロジェクトをしていたところで、日本人でしかもガムランの作曲をしているぼくの経歴を見つけたレベッカが、ちょうどいい…

小学生とのワークショップ

Blackburnでのワークショップ。今日は小学生。今日はヒューは来ないので、一人で。でも、途中からクリシー(ホエールトーン・オペラで魔女役をやった)が見学に来たので、いろいろ参加してもらった。 午前中は、4年生(日本の2年生)。鍵ハモで即興したら…

中学生とのワークショップ

Blackburnでヒューとワークショップ。まずは、11年生(15歳)のクラス。8人くらいのクラス。音楽選択のクラスだけど楽譜の読める子はほとんどいなかった。それで、日本語は全然知らないって言うから、日本語を想像してホワイトボードに書いてもらったら…

打ち合わせ

小林史真さんと、打ち合わせ。27日のコンサートの全貌が見えてきた。 夜はハダスフィールドに戻り、Jon Palmer(Full Body & the Voiceのディレクター)とヒューと3人でホエールトーンの全幕上演について打ち合わせ。ジョンに演出をしてもらう可能性をヒ…

誕生日

37歳の誕生日。ヒューの家族がバースデイカードをプレゼントして、スペシャル朝食で、「ハッピーバースデイ」を歌ってくれた。それから、電車で3時間、ロンドンに着く。ひとまず、楽譜屋さんに行こうと思って、Boosey & Hawksへ行ったら、移転していた。…

スティーブ

スチュアートの勤めるグランディ・アートギャラリーに。じゅんこさん、スチュアートとフィッシュ&チップスを食べた。 グランディでは、戦争中にシンガポールやタイの辺で日本軍の捕虜になった画家が描いた体験談のペインティングの展示をやっていた。戦後6…

ブラックプールへ

ヒューの家族とハイキング。丘の上を相当歩いた。2時間以上登ったり降りたり、歩いたかな。山頂近くでピクニックを食べて、帰り道は谷の方に降りて川沿いを歩いた。リフレッシュ。 それから、ヒューの家族と別れて、ブラックプールへ。久しぶりに、スチュア…