野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

まもなく完成《どすこい!シュトックハウゼン》/問題行動トリオ

《どすこい!シュトックハウゼン》の作詞/作曲は、曲の終わりを書くところまできた。シュトックハウゼンの相撲に関するレクチャーをもとにした作品をどのように締めるのか、歌詞を考えるために、色々書いては消し、書いては消ししていたのだが、これは、即…

カップ麺のビニル

《どすこい!シュトックハウゼン》の作曲も80%ほどできていて、19日に完成見込み。午後、野田智子さんと打ち合わせ。夜は、だじゃ研(=だじゃれ音楽研究会)の活動日。いつからか、だじゃ研の集まる日は「活動日」という呼称になった。だじゃ研最高齢の…

五線紙のパンセ/音楽と動き

メルキュールデザールへの連載コラム「ケンハモと現代音楽と私」の1回目が公開になった。ケンハモのことを、もっともっとやりたいな、と思った。 mercuredesarts.com 香港のCCCDが主催でオンラインワークショップの講師をする。「音楽と動き」という講座で…

ただいまシュトックハウゼンと対話&交渉中

《どすこい!シュトックハウゼン》という曲の作詞/作曲をしている。この曲を、お笑いテイストにするつもりはなかったのだが、徐々に、お笑いのテイストが増えてきている。花相撲における初切(禁じ手を紹介するコントのようなショー)のようなテイストにな…

新曲は徐々に発酵中/テレパシーを研究する科学者

《どすこい!シュトックハウゼン》という新曲を低音デュオ(バリトンとチューバ)のために作曲している。構想としては、シュトックハウゼンの相撲に関するレクチャーを歌詞にして、相撲甚句のメロディーで歌う歌。譜面を書いているうちに、バリトンで歌うん…

低音デュオを研究中/御土居に行ってきた

低音デュオ(=松平敬+橋本晋哉)のための新曲《どすこい!シュトックハウゼン》の作曲を開始している。シュトックハウゼンという20世紀の現代音楽の作曲の巨匠がいる。シュトックハウゼンと会ったことはないし、彼の音楽にすごく影響を受けたわけでもない…

「どすこい!シュトックハウゼン」作曲開始/ヒューとエマとの「人間が聞こえる」

「いつものように、「四股1000」で四股を1000回踏んで、《どすこい!シュトックハウゼン》の作曲に着手。とりあえず、自分のテンションをあげるべく、「どすこい!シュトックハウゼン」という歌詞で、自宅で歌って踊る1日だった。踊っているうちに、四股が…

カエルの里の春の集い/逆オンバシラ祭り

京都から亀岡を通り、どんどん山道を登っていった先の京都府と大阪府の境にある豊能町牧に、かつて佐久間新さんは住んでいた。そこには、美しい棚田の風景があるが、数年後には、田んぼの区画整理のために、この風景は一変してしまうらしい。そうした風景の…

アーティストはアーツマネージャー、アーツマネージャーはアーティスト

イギリスのヒューからLPレコードが届いた。今まで数多くCDは作ってきたけど、LPは初とのこと。ジャケットが大きくて羨ましい。ぼくも、作りたくなった。 現代のアーティストは、作品をつくる職人というよりも、プロジェクトを仕掛けていく仕組みづくりをする…

りんごオーケストラから1年/どすこい!シュトックハウゼンの作詞

1年前に、《Apples in the Dark or in Light》をzoomで50人で初演してから、今日で1年。1年前、コロナでロックダウンになって、思いついたことがこれだった。当時の日記を読み返してみる。 makotonomura.hatenablog.com 「どすこい!シュトックハウゼン」…

どすこい!シュトックハウゼン/ジオトリオ/音の排除

シュトックハウゼンの相撲に関するレクチャーのテープ起こしの続き。今週末から「どすこい!シュトックハウゼン」の作曲に着手する。 里村さんとのリサーチで熊本へ。以前、世界ジオパーク会議で島原に滞在したり、その縁で再度島原にコンサートをしに訪れた…

野村誠の動態展示/RIVERSE OUTREACHES

ながらの座・座での5月の企画が公開になった。密にならない少人数での時間。みなさん、お会いできるのを楽しみにしております。 nagara-zaza.net 3月の都城での企画RIVERSE OUTREACHES #3についての振り返りトークイベントに出演。以下の動画の1時間30分あ…

びわこアーティスツみんぐる/自転車音楽プロジェクト/インドネシア/ケンハモ原稿

びわ湖ホールへ。「びわこアーティスツみんぐる」の打ち合わせ。びわ湖芸術文化財団地域創生部の竹村さん、福本さん、山元さん、県の近江鉄道担当の谷さん、文化経済フォーラム滋賀の角間さんと。今年6月−10月にかけて、近江鉄道および沿線各地で少しずつじ…

平成美術

明日の打ち合わせに向けての準備をした後、京都市京セラ美術館で行われている「平成美術:うたかたと瓦礫」を見に行った。椹木野衣キュレーション。色々な作品を見ることができて、十分に面白かったのは、当然なのだが、それでも、なんか空間の作り方が収ま…

四股/尺八/作曲/作文

本日は、四股1000のホストをして、相変わらず安田登著「野の古典」を音読し、レポートを書く。四股1000ブログに近々、公開。 相変わらず、ちょっとした空き時間に尺八を吹いている。音が出しにくい分、やりがいがある。あ、ムックリもそういう意味では、やり…

ピアノ曲のお産/たいようオルガン/五線紙のパンセ

今週ずっと作曲しているピアノ曲は、お産についての音楽だ。産む側からすればお産についての音楽で、生まれる側からすると誕生についての音楽で、胎内からという世界から、この世界に飛び出してくる体験についての音楽。人が産むとはどういうことで、生まれ…

今日も生まれる/香港の講座/マレーシアの思い出

本日も、ピアノ曲の作曲。90年代後半、ご近所だった友人の河野有砂さんは、母親になっていて、「お産を楽しむ本」という本の著者になっていて、5年前に20年近くぶりに再会した。彼女は、自然育児友の会会報に連載していて、まんまる助産院での出産の様子を…

ピアノ/風呂フェッショナル/たんぽぽの家/ネットTAM

昨日に引き続き、『自分も生まれる旅とノムラノピアノ』のための作曲をしている。とにかく、ピアノに向かって、生まれてきた音を五線紙に書いていく。響きのようなもの、手触りのようなものを、書く。無理に何かを産み出そうとするのではなく、続きを書く。…

自分も生まれる旅

『お産を楽しむ本』の著者の河野有砂さんと、『自分も生まれる旅とノムラノピアノ』というイベントを2度開催し、第3弾を計画しているうちに第3弾はイベントではなく、本を作ろうという話になった。そう言っているうちに、コロナになったが、コロナになる…

尺八ブーム

昨日の日英交流のオンラインワークショップで、最初は箏を弾いていたのだが、途中から尺八を吹いていた。今日は一日中、尺八ブームで、空いた時間を見つけては、尺八を吹いた。尺八は、もっぱら即興で吹いている。息の漏れ具合の変化、倍音や音色の変化、ピ…

弓から弓へ/隅田川/座座/サウンドウォーク/日英交流

昨年の3月28日は、無観客コンサートでニコニコ動画配信で《Beethoven 250 迷惑な反復コーキョー曲》を初演した。あれから1年かぁ。色々あった1年だったなぁ。 syueki4.bunka.go.jp 東京藝術大学の卒業演奏会で野村誠の《弓から弓へ》を演奏してくれたコン…

リトルクラシック/ヨイサの会

本日は、神奈川へ。リトルクラシックin Kawasakiのお招きで、川崎愛児園にてワークショップ。児童養護施設にて、ピアニストの大類朋美さん、ヴァイオリストの大島路子さん、サクソフォニストの植川縁さんと。この3人で演奏できるように、「相撲聞序曲」を今…

四股/オルガン/報告書/ピアノ伴奏の録音/シュトックハウゼンの相撲講義

今朝も四股を1000回踏む。「野の古典」も音読。大相撲の序ノ口の勝南桜が負けて、90連敗を記録し、自身が持つ最多連敗記録89連敗を更新した。服部桜の四股名で知られたが、今年になって改名し、改名後も連敗を続けている。彼はいつまで力士を続け、どんな風…

九州大学SAL/めむとあそぶ/うたの楽譜/瓦の音源/CCCD/2021年度の劇場実験

激動の2020年度も残り1週間。コロナの2020年度の年度末は、公演やワークショップが激減した影響もあり、動画や冊子などが激増した。 九州大学ソーシャルアートラボから「アート活動を通した共に生きる社会の創造3」という本が送られてきた。ぼくと武田力さ…

流れ星(ポルテあすなろでの歌作り)

日帰りで東京へ。東京芸大の酒井雅代さん(音楽家)、山崎朋さん(ダンサー)、石川清隆さん(ワークショップ研究)のムジタンツの企画で、母子生活支援施設のポルテあすなろへ行く。ポルテあすなろの橋本久美子さんの熱い思いがあり、子どもたちの言葉から…

メシアンとセッション/ガムランのこと/巖埼友美リサイタル

YouTubeを開くとメシアンのオルガンの即興を推奨してきた。メシアンがせっかく即興してくれるので、これに合わせて即興でピアノを弾いてセッションしてみた。セッションしながら、そう言えば、今年の夏にはオルガンの新曲を書く予定であったことを思い出す。…

四分音の響き/ガムランのテキスト/じんじん

昨日、門仲天井ホールで行われた両国アートフェスティバルの四分音2台ピアノのコンサート(夏田昌和芸術監督)の配信チケットを購入していたので、今日は、1日、このコンサートをオンライン視聴していた。アイヴズ、ヴィシュネグラツキの作品以外は、日本…

野村誠の動態展示/黒田大スケ展/KANSAI STUDIES

昨日の釜ヶ崎芸術大学で作った歌を楽譜にして送る。 ながらの座・座の橋本敏子さんとの打ち合わせ。2018年に行った「徹夜の音楽会」で、お客さんが20人も宿泊して、いしいしんじさんの即興小説とぼくの即興音楽で寝ていただいたりした今考えると奇跡の企画を…

釜芸校歌/異能者たちの住むところ

大阪のゲストハウスのふりをしているココルームに行く。西成でカフェのふりをしているココルームに行く。本日は、釜ヶ崎芸術大学。大学のふりをしている釜ヶ崎芸術大学に行く。アートプロジェクトのふりをしているココルームに行く。ココルームは、こえとこ…

香港の講座/どすこい!シュトックハウゼン

香港のCCCDが、4月に野村誠の講座をオンラインで企画してくれている。講座の告知文を考えてくれていて、「だじゃれ音楽」が面白いから、音楽と言葉の講座にしないか、と言ってきたが、広東語がほとんどできないし、ぼくも受講者も英語がネイティブじゃないの…