野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

小学生とのワークショップ

Blackburnでのワークショップ。今日は小学生。今日はヒューは来ないので、一人で。でも、途中からクリシーホエールトーン・オペラで魔女役をやった)が見学に来たので、いろいろ参加してもらった。
午前中は、4年生(日本の2年生)。鍵ハモで即興したら、いっぱい笑ってくれたので、「ホエールトーン・オペラ」第3幕の「笑いの曲」を発展させることにした。笑いにあくびが加わった。みんなで笑う曲。
楽器をやっていたら、マラカスでアルプス1万尺みたいにやった子どもがいたので、ペットボトルプス1万尺の色んな楽器版、シェイクハンズミュージックと名づけた。
それから、池田さんの「音楽」を伝えたら、みんな色んな面白い音を見つけてくれた。
第3幕から「カバ」の合唱をやってみた。カバの2文字を使って、色んなリズムをやってみた。
最後は一人ずつ楽器で演奏する人が増えていく即興をやって、おしまい。なかなか楽しい午前のセッションだったが、担任の先生がちょっとしたことで、すぐに子どもを注意して流れが途絶えるのでやりにくかった。そのまま黙っていてくれるとやりやすいのだけど。
午後も4年生(つまり日本の2年生)。日本語みたいな言葉を考えた子どもがいた。「ホング、ホング、フーい」。これを発展させて音楽をやった。それから、第2幕から、魔女の呪文をやった。それから第1幕の相撲の稽古を説明して、みんなで相撲の歌を作った。
Belly belly bounce bounce
Very very very fat
in a middle middle middle
of the ring ring ring
they flop flop floppy fight
fierce fierce sumo wrestler(×4)
こんな感じで楽しい一日。
帰り道はクリシーともいっぱい話した。
夜は、ヒューの家族と花火を見に行った。(ハダスフィールドとフランスの町との交流50周年を記念した花火