野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

作曲

老人ホームの新世代

老人ホーム「さくら苑」へ行く。1999年に開始した共同作曲は、まだ続いている。10年前の開始当時のメンバーは、樋上さん以外は、今は亡き人となっているので、現在では、第2世代、第3世代と、世代交代が起こっている。樋上さんは10年間この活動に…

17時間半眠った

なんと、17時間半も寝てしまいました。夜2時ごろ寝たのに、目覚めたら19時半。疲れていたんだ、と思います。作曲の方は、鍵ハモトリオの「ベルハモまつり」からは、当然ながら逸脱してきていて、ベートーヴェンを意識しつつ、架空の即興演奏を書き起こ…

振付の打ち合わせ

作曲の合間に、打ち合わせに出かける。 3月20日〜、小学生とワークショップをして振付作品を作ることになっている。その打ち合わせ。ちなみに、本番は、3月31日。申し込みの詳細は、以下を参照してください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【観…

ベルハモまつり〜フォルテピアノ

ということで、東京に戻り、大井浩明さんのために作曲中。 「ベルハモまつり」Pasqua Belhamasqua「ベルガマスク組曲」はベルガモですが、こちらは、もともとは、ハンドベル+鍵ハモ+おまつりさわぎ、という小学校でのワークショップの流れが、そのまま曲に…

浜松と名古屋のライブを終えて。キーボード・コレオグラフィー・コレクションのぱくりで、試しに鍵ハモトリオ・コレクションと呼んでみることにする。副題にAn Anthology of Enjoyable Contemporary Composersと仮につけてみる(もっと、言い名前があるよう…

ベルハモまつり

フォルテピアノのための作品、3分の2くらいまで書きました。

「ベルハモまつり」の作曲

大井浩明さんが3月25日に京都で初演する新曲を書いています。11月〜12月にかけて烏山小学校のつくし学級でのワークショップをもとに書いた鍵ハモトリオ「ベルハモまつり」を、さらにフォルテピアノのソロ作品として、リライトしています。やっと譜面…

「ベルハモまつり」の作曲

大井浩明さんが3月25日に京都で初演する新曲を書いています。11月〜12月にかけて烏山小学校のつくし学級でのワークショップをもとに書いた鍵ハモトリオ「ベルハモまつり」を、さらにフォルテピアノのソロ作品として、リライトしています。やっと譜面…

てぬき(NO NOTES)スコットランド初演

パーカッショニストのEnrico Bertelliから、野村誠作曲「No Notes(てぬき)」のスコットランド初演の音源が送られてきました。今までにない新鮮な面白い演奏でした。http://www.brakedrumpercussion.com/index.html

Art Tower Mito初演

フローニンゲンのアコーディオンフェスティバルで、Janne Rättyäにより、アコーディオンソロの新作(2分程度の小品)が、世界初演されました。この作品は、昨年8、9月に水戸芸術館で行ったワークショップをもとにした作品。Janneは3月にも、この曲をレコ…

作曲と振付

樅山さんの近隣に在住の作曲家、橋本さんが訪ねてくる。最近、振付けしたというソロダンス作品の映像を見せてもらう。ぼくも、Keyboard Choreography Collectionの映像や楽譜(振付譜)を見せる。作曲家が振付をする時代に入ってきているようだ。ぼくは、3…

アコーディオン協奏曲世界初演

「何があってもゲネプロは、通します」とデ・ヴェリエ先生。ゲネプロは、かなりいい感じにいきました。御喜美江さんは、大田智美ちゃんに「演奏は完璧」と言って、あとは、舞台上の立ち位置や譜面台の置く場所など、コンチェルトのソリストの経験豊富な方な…

アコーディオン協奏曲、本番前日

昨日のリハーサルがかなりやばかったので、オケだけでの練習時間を少し追加してもらえることになり、夕方、本番前日のリハーサルに。指揮のクリストフもよく頑張っているけど、指揮の先生のデ・ヴェリエ先生が頼りになるので、もう稽古中、ぼくは気になった…

アコーディオン協奏曲レクチャー&リハーサル

エッセンに戻りました。 フォルクヴァンク音楽大学の作曲家の学生を対象にしたレクチャー。新作「アコーディオン協奏曲」について語るが、作曲家の方々の関心と今ひとつリンクする話題にならず、スコアを見ながら質問をいっぱいしてもらい、それに答えると、…

もうすぐアコーディオン協奏曲初演

2月11日です。 御喜美江さんブログにも関連記事あります。 http://mie-miki.asablo.jp/blog/

指揮の先生のレッスン

フォルクヴァンク音楽大学で、アコーディオンの大田智美さんと指揮のクリストフさんとリハーサル。ぼくはオーケストラパートをラフにピアノにアレンジしてきたので、それを演奏。そもそも指揮者を見て演奏することに慣れていない上に、もともと自分が作曲し…

エッセン着

晶文社のホームページに連載のコラム11回目がアップされました。 http://www.shobunsha.co.jp/column/nom1101.html飛行機乗って、デュッセルドルフの空港着。 うどんの国出身のピアニストの山猿(富田珠里)ちゃんと、 http://shuri.blog.so-net.ne.jp/ピ…

ベルハモまつり

烏山小学校でやったワークショップをもとに作った鍵ハモトリオを、さらに、フォルテピアノやピアノのための作品として書き変えるのですが、曲名を大井浩明氏と相談して、「ベルハモまつり」に決定しました。3月に初演される予定で、3月に作曲する予定です。

横浜のさくら苑

横浜の老人ホームさくら苑に行く。1999年にアートプロジェクトとして、1年間で20回以上のワークショップでお邪魔させていただいた後、やめるのも寂しく、なんとなく来つづけて、いつの間にか10周年です。ちょうど10年前の今ごろ、このお年寄りた…

陽、残、誠

柏木陽、山下残、野村誠の3人によるワークショップ。目黒のパーシモンホールにて。先週の土曜日が、柏木さんによる演劇で、翌日に、それを発展させる残さんによるダンスがあり、それを、今日、ぼくが引き継いだ。4グループ別々の作品を提示される。どれも…

いよいよ明日

ホエールトーン・オペラ第1幕のコンサートは、明日の14時から、京都府宇治市の平盛小学校にて。入場無料です。1時間〜1時間半程度のコンサートになります。ぜひ、お越し下さい。で、できた曲は、「バナナの木」は、どちらもホエールトーン・スケールの…

男子と女子の創作の違いがあるのか

平盛小学校でのホエールトーン・オペラの3日目。1年生は、昨日の「ワニバレエ」に続いて、今日は「どすこい」をやる。6年生は、男子と女子に分かれて活動。6年生の女子は、みんなの前で発言することが恥ずかしいし、周りに歩調を合わせる傾向があるので…

ホエールトーン・オペラ第1幕、2日目

1年生が、「ワニバレエ」の歌詞の2番を考えた。はらへったー お兄さん、はらへったー お姉さん でもワニカレーヒュー曰く、ワニバレエみたいなハードな踊りを踊ってもやせないのは、ワニカレーを食べているから、とのこと。6年生が、昨日の「寒いのイヤ」…

ホエールトーン・オペラ第1幕@平盛小学校

平盛小学校で、ホエールトーン・オペラ(ヒュー・ナンキヴェル、林加奈さんと)。 そもそも、糸井登先生と知り合いだったので、平盛小に来たのだけど、糸井さんは、既に別の学校へ転任。でも、2年前にお会いした福川先生、藤原先生がいるので、平盛と、まだ…

The House Where Songs Live

歌の住む家@三田の家で、ヒューの歌づくりのワークショップ。今回、ヒューが歌づくりのワークショップをするのは今日だけ。彼は歌作りの人で、ぼくに比べると、圧倒的に歌を多く作っていて、ぼくは圧倒的にインストの音楽を多く作っている。一つ思ったのは…

書類のち作曲

お昼に、国際交流基金の申請書類を投函して、これで、書類はおしまい。作曲に専念できます。Hugh Nankivell一家は、無事に関空に着いたようです。ということで、作曲中です。作曲は楽しい。特に、鍵ハモのアンサンブルを書くのは、楽しい。特に、今日は、「…

鍵ハモトリオ作曲中

鍵ハモトリオを作曲中。田中吉史さん、鶴見幸代さん、寺内大輔さん、David Kotlowyさんの鍵ハモトリオは、いずれもアルト3台だった(近藤浩平さんはバスを使っています)。なんとなく、今回は、ぼくもアルト3台で書いています。同時に、国際交流基金の申請…

鍵ハモトリオ作曲中

12月25日に初演するので、もう書かなければいけない鍵ハモトリオの作曲。昨夜、寝る前に着手しようかとも思ったのですが、眠くてだるくで、やる気なし。ということで、寝ちゃいました。すると、今朝は、朝寝坊のぼくにしては珍しく早起きで、9:30に…

箏奏者、水谷隆子さん

アメリカ在住の箏奏者の水谷隆子さんが、亡くなられたとのことです。癌だったとか。「りす」という箏曲は、1999年〜2000年にかけての彼女のアメリカ研修のために作曲した曲で、彼女と毎月1回、手紙で文通をしながら、作曲を進めるということで、作…

音なしでビデオを見る

特別支援学級の編集ビデオを採譜していたのですが、発想を変えて、音なしでビデオを見ました。というのも、映像というのは、面白いもので、映っていない楽器の音まで聞こえるのですが、音なしで見ると、映っていない楽器の存在が消えるので、違った音楽が立…