野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ホエールトーン・オペラ第1幕@平盛小学校

平盛小学校で、ホエールトーン・オペラ(ヒュー・ナンキヴェル、林加奈さんと)。
そもそも、糸井登先生と知り合いだったので、平盛小に来たのだけど、糸井さんは、既に別の学校へ転任。でも、2年前にお会いした福川先生、藤原先生がいるので、平盛と、まだつながっている。

ちなみに、このワークショップの資金は、「ワニバレエ」の著作権使用料でまかなわれています。

2年ぶりに会う6年生は、4年生の時よりも、さらに大きくなっていた。

「寒い」をテーマに子どもたちに絵を描いてもらい、それを見て言葉を書き出し、そこから「寒いのイヤ」の歌の歌詞をつくる。そして、メロディーを、子どもたちに考えてもらった。1番ができた。

雪爆弾入り自販機オーイェー、息が白くて、目が赤い    寒いのイヤー

放課後の活動では、楽器を楽しんだりした。だんだん子どもたちと馴染んでくる。6年生の女の子が言った。大勢の前で意見を聞かれると意見を言いにくいから、男子だけが意見を言うから、女子の考えが反映されにくい。だから、男女に分かれて、好きな友だち同士でグループで考えて、それを紙に書いて提出するなら、自分たちは創造性を発揮できると。

とにかく、イギリスでは、6年生で、男女の差は少ないが、日本の6年生では、顕著である。ヒューはイギリス人なので、ちんぷんかんぷん。ぼくも日本人だが、女子大の先生をしたことはあるが、女子になったことはないので、やっぱり、この辺の女子の心理は分かりにくい。

そこで、明日は、男子だけ、女子だけのグループを作ってやることに。