ひょうたん型のCDが届く。
おくだりょうとひとりひょうたん楽団「とちうで、ちょっと」
奥田扇久さん=奥田亮さん=おくだりょうさん、と出会ったのは、30年前。京大の学生をしていた頃。ジョン・ケージの京都賞受賞に合わせて、3日間で40演目(ケージの作品だけでも10曲)を演奏する演奏会「ケージバン」を主催した時。この時は、「三輪車と丸太んぼう」というパフォーマンスを奥田さんと二人でやった。丸太を引きずって、その引きずる音を会場内に響かせる奥田さん。半ズボンで三輪車に乗って会場内を移動する野村。奥田さんは、人間バチと化して、大太鼓に向かって倒れこむ。
その後、ひょうたんを栽培し、ひょうたんから楽器を創作して演奏するようになった奥田さん。しょうぎ作曲祭りなど、様々な場面でご一緒した。奥田さんの初のソロCDが出た。ひょうたん楽器の本当に素晴らしい音色。架空の民族音楽のようで、どこかにありそうで、どこにもない音楽。
また、ご一緒できる日を楽しみに。
買い物と大掃除の大晦日に、最高の BGMでした。