鈴木潤さんと打ち合わせ。日本センチュリー交響楽団がつくる(オーケストラプレイヤーのための)「ワークショップハンドブック(仮称)」の原稿執筆のための。
そもそも、オーケストラがなんでワークショップするの?どうして、オーケストラと縁が遠かった鈴木潤や野村誠がこれを書くの?色々な疑問を抱えながら、話し合う。参考までに、日本センチュリー交響楽団マネージャーの柿塚さんが、野村を招き入れる前に、イギリス視察の報告会をしている時の動画も、見てみる。(以下の動画の1時間41分頃から)
また、野村が昨年イギリスで発表した動画も見てみる。
野村も鈴木も、オーケストラプレイヤーではない。野村も鈴木も、クラシック音楽家でもない。にも関わらず、オーケストラプレイヤーやクラシック音楽家を対象としたハンドブックを執筆する。そこで、野村と鈴木が、オーケストラプレイヤーの立場に親身になって立とうとして書くのは、ちょっと違う気がする。それよりは、オーケストラやクラシックの世界の部外者としての立ち位置から、しっかりオーケストラやクラシックに物申す。ぼくら部外者だからこそ言えることを書く。まず、そこの立ち位置確認できたことが大きかった。そうなった途端に、どんどんアイディアが出てきた。
お行儀のよい教科書のような本だったら、鈴木潤と野村誠が関わる必要なんかない。とりあえず、エッジのきいた本、偏りまくった本、ぼくらじゃないとできないような本、そうしたものを書こうと方針をかためた。明日から、二人で集中執筆だーー。