野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

感想文

さくら苑はキャンセルでした

早起きして、浜松から新横浜。 そして、タクシー乗って、さくら苑。 と思ったら、今日はキャンセルされてたらしく、トホホ。 さびしく帰ってきました。ということで、お知らせです。

hope 社会・地域とアート@名古屋市民ギャラリー矢田

突如、思い立って、名古屋まで展覧会を見に行った。先日のキュレーションのハードコアで、中西美穂さんに教えてもらった。http://homepage2.nifty.com/tsubakihara/j/0801hope.html参加型作品とか、そういう括りでは興味を持たないけど、でも、そこに人がい…

キュレーションのハードコア2

3時間半も、次々にお話を聞くという、かなり敷居の高いイベントに行ってきました。しかも、タイトルが「キュレーションのハードコア」です。敷居が高いので、なかなか行く勇気も持てないし、行って退屈だったらどうしよう、って心配でいけないようなところ…

ムンク展

で、同じ美術館でムンク展をやっていたので、見てきました。 こういう著名な画家の作品を見る時に、ついつい先入観を持って見てしまうので、ぼくはそういう時に、 仮に、「これは、大学生の卒業制作展だ」と思って見てみたり、いくつかの嘘の仮定の上で見て…

神戸のホケット→テトテト

兵庫県立美術館1階ロビーで、防災EXPOの一企画の影絵人形紙しばい「テトテト」を見に行きました。7人のアーティスト(浅野千里さん、加藤文崇さん、木須久貴さん、嶋村晃一さん、つき山いくよさん、林加奈さん、藤浩志さん)が、神戸の震災当時に自主…

上田假奈代の文章

以前、大阪でインタビューしてもらった原稿を、たたかう詩人の上田假奈代ちゃんから、メールで送られてきて、あまりに素敵に書かれていて、うれしかった。ぼくも吉野さつきちゃんにインタビュー中だが、ここまでうまくは、まとめられないけれど、すごく刺激…

タテヨコ企画

横田修さん作・演出の「宇宙ノ正体・メロス編」を見てきました。フジテレビ1Fのマルチシアター。フジテレビには初めて来ましたが、忙しい雰囲気に居心地が悪いが、飛び石プロジェクトのチラシを作ってくれた京さんにお会いできて、やや居場所を確保。でも、…

夢で、三味線の高田和子さんとお会いしました。 高田さん、亡くなられたと聞きましたけど、と言うと、「そういうニュースが一気に広がったのよ」と言いながら、いかに大変な病状を自分が乗り越えたかについて、高田さんらしく得意げに語られていました。 目…

たましいの芸術大学

たましいの芸術大学 http://www.tamagei.net/の展覧会場でのパーティーとパフォーマンスを見に行った。主催の浜田さんの前座のクリスマス曲演奏(ウクレレ+フルート)は、大変ゆるゆるで、会場の笑いを誘いまくり。林加奈、坪井湯湯、HANA★JOSSによる紙芝居…

吉野さつきさんインタビュー

演劇ワークショップ・コーディネーターの吉野さつきさんに、インタビューを申し込んでいて、本日実現。 ぼくは吉野さんのお仕事に共感したり、ある意味彼女のファンなので、ぜひ、その背後にある考えや、そうした考えを形成してくる背景も知りたい、理解した…

結婚式

2001年から3年間、京都女子大学の児童学科で音楽を教えていたのですが、ぼくが大学の先生を始めた時に大学生になった子の結婚式でした。卒業して3年目のみどりちゃんは、現在幼稚園の先生。老人介護の仕事をしている彼とは、高校時代から続けている子…

ズーラシア

先週電話インタビューで取材を受けた福岡のラジオ番組で、今朝、動物との音楽について放送されました。アリクイの演奏なども映像なしで音がラジオに流れました。何か反響あるかな。それにちなんだわけではありませんが、浜松から横浜の老人ホーム「さくら苑…

53年

中日ドラゴンズが53年ぶりに日本一になったそうです。名古屋の両親がきっと喜んでいることと思い、電話をしてみました。53年前にぼくの父が中学生だったときに日本一になって以来だそうで、こちらまで、とても幸せな気分になりました。よかったね!

今日はマコトの日

今週は、山中カメラ(本名が篤)と宮田篤による「Wあつし」と一週間みっちり過ごしていますが、今日は東京です。というのも、ぼくと同じ名前のマコトさんのコンサートを見るためです。鍵ハモ・オーケストラ「P−ブロッ」のメンバーでピアニストの吉森信(マ…

飛び石プロジェクト初演

いよいよ今日が初日です。 ヨーロッパから帰国後、ずっと洗濯ができていなかったので、やっと洗濯機をまわした。シアタートラムへ。 ジョン・チームのリハーサル。昨日の予告通り、バカなことやりました。今日の通しは、いつもの倍速で。60分の作品が30分に…

勘のいい人たち

幸弘さんは、昨日のうちにクレムスを発ち、ウイーンに行っていました。佐久間くんはもう一泊クレムス。佐久間くんに見送られて、ぼくと薮ちゃんはクレムスを後に。そして、空港でチェックインをしている時、お金をおろしに行っていた薮ちゃんが幸弘さんと一…

動物の演劇組曲

埼玉の入間でのコンサートを聴いてきました。もともとピアノとアコーディオンの曲として譜面を書いたのですが、打楽器と3人でやりたいということで、打楽器パートを付け加えてくれての演奏です。打楽器パートだけが、自分の書いていない音が出てくるので、そ…

dracom

山下残さんの「動物の演劇」にも出演していた筒井潤さんが演出の「もれうた」を見に行きました。 京都芸術センターのフリースペースという会場の特性を生かしていました。舞台に正面がなく、右側45度と左側45度をそれぞれから見ていて、ステージ上もどち…

手塚治虫戦争漫画傑作選

仙台から東京への帰り道に、読みました。おすすめです。手塚治虫「戦争漫画」傑作選 (祥伝社新書)作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/07/01メディア: 新書この商品を含むブログ (27件) を見る手塚治虫「戦争漫画」傑作選〈2〉 (祥伝社新書)…

えずこシアターあぺとぺ

仙台から電車で30分、大河原へ。懐かしいえずこホールです。半年ぶりに来ました。自分がワークショップや公演をするのではなく、住民劇団「えずこシアター」の公演(倉品淳子さん、岩淵吉能さんの構成・指導)を見に来たのです。これが、とにかく予想を遥…

50年に一度デュオダンス

シアタートラムで、黒沢美香+木佐貫邦子ダンス公演を見ました。二人が50歳になる年にデュオを踊ろうと約束をしていたという公演で、50年に一度しか見られないハレー彗星のような公演です。ぼくはこの二人のダンサー、名前は昔から知っていたのに、どちらの…

のだめカンタービレ

金沢での休暇もあと少しなので、基本ごろごろ休んでいます。「のだめカンタービレ」という漫画を、ぼくは初めて読みました。音楽大学を舞台にした面白い漫画なのですが、読んでも読んでも、作曲科の学生が出てこないのです!ピアノ科の学生、ヴァイオリン科…

文化政策について

先月、三味線の高田和子さんが亡くなられてから、ずっと考えていたのです。自分が知る限りでも、優れた芸術家が、何人も若くしてこの世を去ってしまっています。それぞれの人の寿命だったのか、それとも、芸術家がもっと長く生きれるための仕組みを作れない…

高田和子さん

FBIの会場で、高橋悠治さんから聞きました。三味線の高田和子さんが水曜日に永眠されたそうです。あまりのことに言葉を失いました。脊髄に腫瘍があって、とのことだそうです。もう、なんと言っていいか分かりません。家に帰り、高田和子(三味線)、通崎睦美…

FBIファイナル2日目

昨日に続いて、本日も4時間強、たっぷり音楽を楽しみました。ずっと昔に対バンになった二階堂和美さんの歌、透明感もエネルギーも倍増していて、素晴らしかったです。明日は、お昼の12時開演で長丁場。いよいよ、ぼくも出演します。しかし、チケットは完売で…

今日からFBI

今日からFBIが始まりました。20分単位で次々に色んなバンドが登場。初日から、相当盛り上がっています。今日、明日は、ぼくはお客さんで、21、22日が出演します。何時に出るかのタイムテーブルは、当日までのお楽しみで、誰とセッションするかも、当日ま…

向井山朋子の夏の旅

ザコのリハーサルを早めにあがらせてもらい、向井山朋子のコンサートに行きました。シューベルトの音楽と町の音をコラージュした音楽です。町の音とクラシックの曲がコラージュされると言えば、ぼくの「路上日記」(ペヨトル工房)というCDブックで、ぼく…

島袋道浩個展

美術家の島袋道浩の個展が今日から開催。http://www.shugoarts.com/jp/オープニングに行きました。イギリスでやった犬の水泳大会の作品、島袋自身が凧になって空を飛んでいる作品など、いろいろありました。蛸と凧は、どちらもタコと発音しますが、蛸は海に…

人の相談に応じながら、なんとなく言ったことのメモ

人の相談に応じながら、なんとなく自分が言ったことのメモ。これは、ぼくが自分自身に向けて言っていることでもある。この作品は失敗だ、このコンサートは失敗だ、このワークショップは失敗だ、と「失敗」と括ってしまうと、それで終わってしまう。でも、ど…

名人戦第7局

名人戦第7局の終局間近に、大盤解説に行きました。大勢は決していて、森内名人の圧勝で、現地での控え室での検討も打ち切られ、森内勝ちと結論が出ていました。ところが、第6局で奇跡の大逆転をした郷田九段が、投げきれずに、痛々しい粘りを見せます。粘…