野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

感想文

低音デュオ

13日からイギリスだというのに、慌ただしい中、でも、聞いてみたくて、このコンサートに行って来ました。●低音デュオ2nd LIVE 6月11日(木)19:00〜/公園通りクラシックス 【演】松平敬(voice)、橋本晋哉(tuba) 【曲】 M.チェミツキ/Borju a reten... C.ウォ…

植村冒険館

ベルリンから美術家の島袋道浩くんが来て、我が家に宿泊。植村直己を記念した植村冒険館に行きたいというので、行って来た。

カラダカフェ(佐久間新+手塚夏子)

ジャワ舞踊の佐久間新さんとコンテンポラリーダンサーの手塚夏子さんの対話。いろいろ実演もあり。えずこホールの「キーボード・コレオグラフィー・コレクション」以来、ピアノを演奏している佐久間さん。今年の9月のオーストリアでのi-picnicでも、キーボ…

アジアな一日

スンダのクンダンに、バリのガムラン、さらに、ヴァイオリン、徳久ウイリアムのヴォイスという編成のTAIKUHJIKANGとジャワ舞踊のリアントさんによるライブに行ってきました。ぼく自身は中部ジャワ(ジョグジャなど)スタイルのガムランのために、「踊れ!ベ…

アジアな一日

スンダのクンダンに、バリのガムラン、さらに、ヴァイオリン、徳久ウイリアムのヴォイスという編成のTAIKUHJIKANGとジャワ舞踊のリアントさんによるライブに行ってきました。ぼく自身は中部ジャワ(ジョグジャなど)スタイルのガムランのために、「踊れ!ベ…

つき山いくよ展

原宿のThorn Tree Galleryで開催中のつき山いくよの東京での初個展に行く。(つき山いくよの「こころの鳥 ドローイングの旅にでる」という本の帯のコメントは、ぼくと美術家の島袋道浩が書いています。10年くらい前に出た本)。週末につき山さんとパフォー…

さんし→大田智美リサイタル

エッセンで散髪をしようと思い、以前に切った美容院のKapperに行こうと考えていたけど、フォルクヴァンク音楽大学の動物達が、ぜひ駅前のSansiという美容院に行って欲しいと主張する。誰も行ったことがないが、ただ「Sansi」という名前だから、というのと、…

山下残の公演を見た後、昨日のことを思い出す

そして、その後、横浜であった山下残くんの公演を見ました。残君の2002年の作品だが、2009年バージョンであろう作品。非常に面白く見ました。と同時に、2002年の当時は、どんな作品だったのか、それも見てみたいとも思った。多分、厳密に同じ振…

具体詩と美術の間で

ヒューも帰って今日は移動日なので、国立国際美術館に展覧会を見に行った。中国の現代美術をまとめて紹介している展覧会と、新国誠一の具体詩の展覧会の二つがやっていた。この展覧会は、おすすめです。 http://www.nmao.go.jp/japanese/niikuni/works/index…

トリオのちソロ

野村誠の新作(題未定)の鍵ハモトリオを、西巣鴨創造舍の「芸術家と子どもたち」で練習。赤羽美希さん、正木恵子さんと。今年2月に、門仲天井ホールのスタッフでもある赤羽さんが企画した平石博一さん(作曲)とP−ブロッのジョイントコンサートで、平石さ…

平田オリザ「サンタクロース会議」

平田オリザさん初の子ども向け演劇「サンタクロース会議」の公演を見ました。 公演自体を楽しく拝見しました。 と同時に、観客である子どもたちの反応を見るのも楽しい。 で、劇のクライマックス、一番の見せ場のところで、ここだけは泣いて欲しくない、って…

島袋道浩展:美術の星の人へ

ワタリウム美術館の島袋展(12月12日〜3月15日)に行ってきました。これだけ多くの島袋の作品を見る機会もなかなかない、ということで、展覧会初日から大盛況で、オープニングパーティーもすごい賑わいでした。こちらは、静岡から駆けつけたので、ト…

てぬき、マン読

二子玉川に片岡祐介+岡野勇仁+えびこヌーベルバーグのライブを見に行きました。 行くと、予想外に、1曲目が、野村誠作曲の「てぬき NO NOTES」でした。この曲は、強弱と拍子記号と小節線だけがある曲で、実際、どんな音符を演奏するかは、すべて演奏者に…

東京ノートを見た

Hull大学で、平田オリザ作、青年団による「東京ノート」という演劇を見ました。平田作品も青年団も、初めて見ました。 この作品を東京で見たら、また全然違った印象を持つのかもしれませんが、イギリスで字幕を見ながら日本語を聞きながら見た印象で感想を書…

中国の人がいっぱい

ヨークにいて思うことは、14年前に比べて、ものすごい数の中国人がいます。 そして、中華食品の大型店などができていて、すごい数の人が来ているようです。数年前、モアカムで不法就労していた中国人が大量に、潮の干満の速いところで死亡した事件を受けて…

音楽と数学の怪しい関係

「音楽と数学の怪しい関係」天井香織(東洋出版)、という推理小説を買って読んだ。タイトルが気になったので、中を見たら、二話とも 「僕は作曲家だ。しかも、クラシック系の。」で始まり、第二話では、 クラシック系の作曲家という人種は、大きく二種類に…

調律師の上野泰永さん来訪

滋賀県守山市在住の調律師、上野さんが、我が家に来て、ピアノを浮かせるスティムフューチャーを、ピアノに装着してくれました。これで、かなり音が良くなりました。 さらに、整音、調律としてくれました。ピアノがいきいきよみがえりました。ありがたいです…

アトリエ幻想工房に

岐阜に来ました。野村幸弘さんが始めたアトリエ幻想工房に。1階には、約100点の絵画と、約100点の木彫が。すべて、野村幸弘作品。常設個展というのをやりたかったそうです。2階は宿泊可能スペースということで、アーティスト・イン・レジデンス用。…

島袋展の感想を書き足しました。

時差ぼけです。暑いので昼寝しています。7月27日の島袋展の感想を、大幅に補筆しましたので、読んでみてくださいね。 http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20080727明日から水戸で、鍵盤ハーモニカのワークショップです。楽譜を使わないビッグバンドチー…

歌の住む家、大授業参観

という公演に行って来ました。 徳久ウイリアムが総合ディレクターで、スタッフに取手アートプロジェクトのスタッフをしていた長津くんもいたり、同じく取手に参加していたアーティストの宮田篤くんがビデオ撮影スタッフをしていたり、どこかACDの同窓会のよ…

新大阪のダンスボックスで

スープがしょっぱすぎて全く飲めなかった富山ブラックの衝撃から1週間。博多でラーメンを食べました。富ちゃんラーメン。とてもおいしかった。で、新大阪まで来て、ダンスボックスで公演を見ました。エイブルアート・オンステージの第4期に参加している公…

60歳以上の女性たちの演劇

60歳以上の女性たちを集めての演劇を、福岡で見ました。倉品淳子さんの演出です。公演は、個人宅のマンションのリビングルームで行われました。当然、近所迷惑もあるだろうし、60歳以上で至近距離だし、声もそんなに大きくないんだろうと思っていたら、…

ホスピタルサーカス第1回公演

金曜日のお昼の3時、滋賀県守山にある小児病院の中庭に行く。 色がいっぱい。 井上信太の美術。20年近く色を封印していた彼が、一年前の春に「めくるめく紙芝居」で色を解禁した。その次のステップのようである。 そうした、美術からひもがつながっていて…

富山ブラック、あ〜しょっぱい

今日は、富山ブラックと呼ばれるラーメンを食べに行きました。 大喜というラーメン屋。スープは塩っぱくて、全く飲めず。ライスを注文して、麺をおかずにしてライスを食べるがそれでもしょっぱい。仕方なく生卵を注文して、たまごにつけながら食べるが、あっ…

ほたるいか

富山に来ました。今日は移動日。いくつかの会場を下見しました。 お寺でのワークショップもあり、せっかくなので仏説阿弥陀経を。 このお経、とても音楽的で、ぼくは子どもの頃、全部そらで読めました。 今は、相当忘れてしまったけど。 ワークショップでは…

下駄理

林加奈と坂井基紀と野村誠の3人で、下駄理というバンドをやったことがある。ちょうど12年前、パパタラフマラの舞台美術もやりダンサーでもある松島誠くんの公演で音楽をやってピアノを弾いた時、鍵ハモバンドを結成する予定とプロフィールに載せたら、声…

食の安全

以前、このブログでも紹介した「美味しんぼ」の食の安全を取り上げたものが、単行本として出たので、名古屋からの帰り道に読みました。101巻です。「食の安全」は9回に渡って、「ビッグコミックスピリッツ」で連載したもので、かなり読み応えがあるので、お…

片岡祐介マリンバリサイタル

行ってきました。 坂野嘉彦さんの新曲が2曲あって、どちらも大変な曲でしたが、その演奏が一番良かった。 お笑い抜きで、真剣にマリンバを弾いている片岡祐介は、素晴らしいし、もっと、そういう曲を聴きたいなぁと、ぼくは一観客として思いました。

ふと透明 e.g.MILK

1月12日のI-picnic上映会で知り合った白神ももこさんが出演するダンス公演を、アトリエ春風舎に見に行ってきました。白神さんは、舞台では、普段の印象と全然別人で、とてもパフォーマーとしての存在感もあって、素敵でした。他の舞台でも、見てみたい。石川…

お茶とおんな

倉品淳子さんのお芝居を見に行きました。 「お茶とおんな」だったか「おんなとお茶」だったか、タイトルはどっちかだったのですが、3人の女が出てきて、それが、八百屋お七、王女メディア、阿部定の3人なんですが、3人でお茶しながら、恋の話をする、って…