野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

えずこせいじんモンゲンズ1日目

門限ズの遠田誠、吉野さつきと、新幹線で白石蔵王へ向かう。車内で、いろいろ近況報告など。遠田誠が、群馬でフラダンス、キッズダンス、八木節、ヒップホップなどの市民グループを巻き込んだ新しい文化施設こけら落としのためにパフォーマンスを創作中の話を聞く。

白石蔵王駅で門限ズの倉品淳子とも再会し、えずこホールに向かう。宮城県仙南地域での公共ホール。20周年の「えずこせいじん大祝賀会」がいよいよ今週末の3月4、5日。ということで、門限ズは、今日から「えずこぜいじんモンゲンズ」をやります。

18時−19時半が、つくしの会児童合唱団を訪ねる。10年前の10周年の時には、野村の「タヌキとキツネ」に歌詞をつけて、合唱してくれた(編曲:鶴見幸代)し、鶴見幸代作曲の「たけやぶレクイエム」も歌ってもらった。あれから10年経って、当時の子どもたちとメンバーは総入れ替えしているのだが、20周年で再会してみたかった。そして、初めて出会う子どもたちは、不思議と10年ぶりに再会したような懐かしい気持ちになった。つくしの会という場自体が、ずっと育み続けた空気が今も変わらずある。

歌声を聴かせてもらい、きゅんとなった後、門限ズのそれぞれのメンバーを紹介するミニパフォーマンスを、野村(音楽)、遠田(ダンス)、倉品(演劇)、吉野(マネジメント)と行って後、遠田誠によるダンスのワークショップをして、その動きに合わせて、声を出す。簡単なメロディーを作って2部合唱で歌ってもらいながらのダンス。

その後、倉品淳子の演劇ワークショップ「あいしてる、えっ」をして、それを歌ってみるが、「愛してる」と歌うのが、今ひとつだったので、「愛してる」、「えっ」という台詞をリレーしているバックで、合唱をすることに。そして、この合唱に動きをつけて、「ダンス×音楽×演劇」が実現。1時間半があっと言う間だった。明日もやります。

ちなみに11年前に、初めて「つくしの会」を訪ねた日の日記が、こちら
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20060114


ホールに戻って、これまで野村ワークショップに参加して来た人との鍋会で、門限ズとえずこの人々が交流。