野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏休みのお習字

昨夜より体調が悪く、結構寝込んでおりました。夕方、かつてのドイツ文化センターのカフェミューラーにて、ちょっとミーティング。京都でのガムランを巡っての相談や提案。夜は、横になったり縦になったりしながら、10月の展示に向けてのドローイング。筆…

振動と共鳴と無理矢理と瞳

API Fellowとして、ぼくはインドネシアとタイに行って来たのですが、同じプログラムで、マレーシアから日本に来ているジャネットさんとお会いしました。もう、明日、帰っちゃうらしい。ジャネットさんは、演出家。子どもと演劇を創作するNPOを25年も続けて…

あれからどう会

今日は、「あれからどう会」の日でした。会場は、甘夏ハウス。「あれからどう会」の説明は、こちら http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20130307 http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20130410久しぶりに、京都の友人たちと語り合いました(虫歯で声が出せ…

すっきり大掃除

本日は、自宅の大掃除です。これは、実は、10月1日〜6日にアートスペース虹で行う予定の個展の準備なのです。散らかった家を片づけて、要らないものは捨て、家の整理整頓をしていく中から、展覧会のための素材を見つけていくつもりです。そして、物を作…

土産話交換会

2泊3日の東京滞在を経て、京都に戻りました。博多行きの新幹線に乗ってしまったのに、京都に着く直前まで熟睡。目覚ましもないのに、うまく起きれるものです。ああ、よかった。今日は、ベルギー/フィンランドに旅行に行って来たミクちゃんと、インドネシ…

アジア音楽笑劇場試演

鶴屋南北の「寂光門松後万歳」、「極らくのつらね」の2作品を、上演しました。いずれも、19世紀前半に書かれて、これまで上演されることがなかった作品なので、2世紀の時も経ての世界初演となります。通し稽古を経て、衣装をつけてのゲネプロ。皆さんが…

合体

東京に遠征です。今年の1〜3月は、千住で「だじゃれ音楽」のプロジェクトもあったし、小金井で「あいのてさん」もやったし、ASIASのフォーラムもあったし、東京に頻繁に来ておりました。4ヶ月ぶりの東京です。浅草のアサヒアートスクエア。隅田川アートプ…

音楽畑が継続中らしい

昨年、青森で発表したランドアート作品「音楽畑」が、国際芸術センター青森のスタッフと、青森公立大学の学生達によって継続していて、今年も野菜を収穫しているらしい。今年は、どんな楽譜になったのだろう?それにしても、3ヶ月の滞在制作を終えて、それ…

エンリコと西成へ

我が家に2泊していたエンリコとオリアナが、今日から大阪に2泊する。彼らがネットで見つけて予約したホテルは、大阪の西成にあり、地図を見てみると「ココルーム」から徒歩2分のところにある。せっかくなので、彼らに付き添い、ホテルにチェックインの後…

Vibrazioneのように

東南アジアの3ヶ月滞在が終わり、京都での生活5日目。日本でのんびりしたいところですが、ヨーロッパはホリデー開始で、ロンドンからパーカッショニストのエンリコが遊びに来て、熱い日々が続いております。今日は、京都のミュージシャンなどが我が家に集…

エンリコ到着

我が家にアンヘラ+アレハンドロが2泊した後、本日より二人のイタリア人エンリコとオリアナが我が家に2泊します。エンリコは、パーカッショニストで、ヨーク大学の大学院で博士を取得したところ。現在、ロンドン在住。野村誠作曲の「No Notes」や「まえま…

20年ぶりの名古屋市美術館

帰国して、まだ家も片づかないまま、アンヘラとアレハンドロが泊まりに来て、なかなか一息つけません。そんな中、今日は、名古屋市美術館へ演奏に行ってきました。名古屋市美術館に演奏に行くのは、実に20年ぶり。記憶が正しければ、1993年3月28日に、pou-…

ゴチャゴチャ

3ヶ月の東南アジアでの生活を終えて、自分の家に入って驚いたこと。我が家って、こんなに物が多いのか、と。見慣れた家に帰ってきたつもりが、ゴチャゴチャしているように見える。もっと、物を減らして暮らしたい。さて、東南アジアでの3ヶ月をまとめた論…

京都での生活再開

3ヶ月ぶりの京都。バンコクに比べると暑くないが、京都も先週までは、猛暑だったらしく、今少しましなのだとか。梅雨の時期に留守にしていたため、家に風を入れたり、掃除をしたりしないと、虫がわいたりして、大変。大掃除。2年前、長期でインドネシアに…

帰国しました

帰国しました。諸事情があり、自宅のインターネットがつながらなくなっていることが発覚。ネット環境が整うまで、しばらくかかりそうです。ご迷惑をおかけしますが、しばらくメールなど見られないので、急ぎの方は直接お電話下さい。

パタ動物園での撮影

帰国まで2日。今日は、JDとPATA ZOOに行く約束。最後のホリデーと思っていた。そもそも、インドネシアの2ヶ月で予想以上の収穫があったので、タイでの1ヶ月間は、アナンとのコラボレートだけにして、比較的のんびり過ごそうと思っていた。しかし、アナン…

マレーシア

帰国まで残り3日。ブラパ大学での演劇のゲネプロを見に来ないか、と誘われているが、行けそうにない。本日は、クアラルンプールより来客。来月、マレーシアにて行うプロジェクトの打ち合わせ。インドネシア/タイでの3ヶ月を振り返りつつ、これから始まる…

ケーンハモセッション

ジムトンプソンアートセンターの事務所を、2度目の訪問。今日は、タイ東北部(イサン)の笙(ケーン)の奏者のエンさん(Sariwitさん)と会うことになっている。ケーンと鍵ハモで、コラボレートできないか、ということでのミーティング。初めてタイに来た9…

タイの作曲家

3ヶ月の東南アジア食が、限界に来ていて、帰国の5日前にも関わらず、日本食の店を探して、うどんを食べに行く。西洋系の現代作曲家Anothai Nitibhon Boonrat Siriratanbhan伝統系の現代作曲家Chaiyuth Tosanga (boytahi) Somnuk Sang-Aroon (Sabai)民謡系…

アノタイ

バンコクにアノタイという現代音楽の作曲家がいる。彼女は優れたピアニストでもある。彼女はシラパコーン大学で作曲を教えていたのだが、来年から開校になる新しい音楽大学の副学長になった。アノタイと会うのも、6年ぶり。その音楽大学のできる地域は、貧…

野菜楽の新作をやりたくなった

バンコクの郊外のノンタブリーというところの環境問題に取り組むNGO "Ecological Alert And Recovery - Thailand"(EARTH)の事務所を訪ねる。代表のペンチョムさんは、水俣に視察に行ったこともあり、ワライポーンさんは水俣に視察に行った後、福島をはじめと…

ケーンハモ

ジム・トンプソン・アートセンターのディレクターのグリティアさんを訪ね、いろいろお話をする。彼らは、タイの東北地方に農園を持っていて、そこで「Art on Farm」というプロジェクトを展開している。http://www.jimthompsonhouse.com/events/index.asp色々…

新月

今日は新月。新たな月の始まり。ワクワクして迎えようとするが、悲しい報告や、残念な報告が、いくつかやってきた。波乱の月になりそうな予感に、胸がザワザワして、なかなか眠れなかった。

マーケット

アナンとの濃厚な3週間が終了。アナンは、10日からシベリアに遠征するため、最後の10日間は、アナンのいないバンコクを楽しむ。今日は、疲れをとるべく、オフに。そろそろ、日本への帰国に向けて、買い物にも行きたい。ウイークエンドマーケットにも出…

しょうぎ作曲&ライブ

チェンマイの濃い3日間の翌日。もう一日、濃い日が待っています。今日が終われば、タイの残りの10日間は、少し息が抜ける。本日は、シラパコーン大学にて、「しょうぎ作曲」のワークショップ。20人強の人数で、共同作曲。非常に濃密で、良い作品ができ…

チェンマイ3日目

昨日のラジオ局のメンバーの一人が教えているタサラ小学校へ行く。校庭の巨大な樹の木陰にみんなが集まってくる。この木の下でよく勉強するらしい。チェンマイでは、毎週金曜日は、伝統の日となっていて、全生徒が伝統衣装を身につけ、算数でも社会でも音楽…

チェンマイ2日目

朝からチェンマイ大学へ行く。原っぱで、伝統的なセレモニーをやっている。霊を降ろし、若者の芸が伸びるようにという儀式らしい。ブタの顔、様々なフルーツなど、華々しいお供え。長崎でランタン祭の時に見る中国の祭のお供えにも似ている。タイ北部は、中…

チェンマイ1日目

早朝の出発でチェンマイへ。ノックエアーという航空会社は、機内で配る食事が紙袋に入っており、乗客が一斉にそれを開く音が、前方座席から徐々に移動し、本当に素晴らしい音楽になっていた。アナンの教え子のフルート奏者のスミさんが迎えに来てくれて、朝…

民族音楽学の授業にて

シラパコーン大学のアナンの授業に行きました。とにかく、今回のバンコク滞在は、アナンとのコラボレーションなのですが、アナンと一緒に授業をすることで、アナンとのコラボレーションができる、ということが分かってきて、積極的に彼の授業にも参加するこ…