野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

20年ぶりの名古屋市美術館

帰国して、まだ家も片づかないまま、アンヘラとアレハンドロが泊まりに来て、なかなか一息つけません。そんな中、今日は、名古屋市美術館へ演奏に行ってきました。

名古屋市美術館に演奏に行くのは、実に20年ぶり。記憶が正しければ、1993年3月28日に、pou-fouで演奏して以来。20年前は、ピアノ+ヴァイオリン+パーカッション+ホルン+エレキギターという5人で演奏しましたが、今回は一人で鍵盤ハーモニカだけ。シンプルなものです。絵本の原画展で、その場で絵を見ながら即興演奏する、というもの。以下の9作品を演奏しました。これが、なんとも楽しい体験でした。

[ 1階 ]  6作品
秋野不矩《うらしまたろう》
太田大八《どうぶつたちのおかいもの》
佐藤忠良《おおきなかぶ》
田島征三《ふるやのもり》
長新太《おしゃべりなたまごやき》
なかのひろたか《ぞうくんのさんぽ》

[ 2階 ]  3作品
村山知義《おなかのかわ》
山本忠敬《しょうぼうじどうしゃじぷた》
大村(山脇)百合子《ぐりとぐら

名古屋でゆっくりしたいのですが、アンヘラとアレハンドロが我が家に宿泊中のため、日帰りツアー。下鴨神社の御手洗祭に出かける。ジャワ舞踊の佐久間さん、ガムラン奏者の西さん、ダンサーの帰山さんも合流し、濃厚な芸術フォーラムになり、深夜まで語り合いました。