野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

弟子入り志願者くる

この2日ほど、教育の話がいっぱいだった。国際交流基金の方々と、若手の音楽家の育成について。野村について修論を書いた小野田さんとも、やはり人が育っていくことについて話をした。昨日の「かんじる学校」のスタッフの方々とも、やはりそういう話をした…

かんじる学校

本日は、相模原市民文化財団の企画「かんじる学校」(@女子美術大学)で、講師をしました。午前中が、低学年1−3年生の17人。一人英語のネイティブの子どもがいて、英語と日本語を混ぜてのワークショップ。即興で音を出していると、「長い、疲れた」とい…

千住だじゃれ音楽祭の定期演奏会

東京へ移動。国際交流基金アジアセンターの方々と打ち合わせ。東南アジアと日本の若手アーティストの交流をどのように促進するか、などが議題。「作曲家のワークショップデザインに関する研究 ー作曲家野村誠の『ポスト・ワークショップ』に着目してー」とい…

巨匠の誕生日に

午前中に鍼灸に。自分では、かなり体調が悪いと思っていたが、「前回よりもましです」と言われて、そう思うと、「病は気から」と言いますが、なんか健康な気がしてくるから不思議です、というか治療が良いのですが、、、。明日から関東遠征のための荷物を準…

プンドポの夕べ vol.10

やぶくみこさんとの「プンドポの夕べ」も今回で10回目。ゲストにウッドベースの植田良太さん。pipiki名義で整体の仕事もされていて、冒頭は寝転がり、ガムランの演奏に合わせて、身体の反応をみるパフォーマンス。良太くんの手足が浮遊し、動きまわり、立…

日本センチュリー交響楽団とのミワモキホアプポグンカマネ

助成金の申請に関する相談に応じた後、大阪へ。日本センチュリー交響楽団と行うmusic project「The Work」も4年目。就労支援NPOスマイルスタイルと共催。その1回目が本日。センチュリー交響楽団の楽団員、募集で集まった若者との音楽創作ワークショップ。…

左京ワンダーランド

天気がいい。左京区に住んでいるのは、左京区(サキョウク)と作曲(サッキョク)の音が似ているからかもしれないが、大文字山や鴨川の存在も大きいし、美味しいパン屋さんの存在も大きいし、無農薬野菜の販売なども大きいし、カフェの存在も大きい。京都の…

升田、ブリテン

群馬の太田で行われている遠田誠のプロジェクトの発表を観に行こうとも思ったのですが、断念。今日は、家で片付けをしたり、ピアノを弾いたり、音楽を聴いたり、読書をしたり、将棋の鑑賞をしたりと、のんびりと過ごすことに。将棋の升田幸三の本を読む。1…

作曲おわりーー

作曲家の鶴見幸代さんの誕生日でもある5月13日に、鶴見さんの企画するコンサートのためにピアノ連弾曲を作曲中。今日には完成させたく午前中、作業。午後は、Easy+Niceレーベル主宰の脇坂明史さんが企画のライブ「東西エレクトロニカ&倍音」に行く。脇坂…

宿題あしたやる

本日は、ギタリストの勝野タカシさんとのシリーズ「宿題とあそび」の7回目で、ゲストは「たゆたう」というグループで活動するヴァイオリニストのイガキアキコさん。本日の新曲は、イガキさんの「宿題あしたやる」という曲で、夏休みに「宿題あしたやる」と…

作曲中

今日は、出かける予定はないので、プリンターのインクを買いに行くなど、ちょっと買い物した以外は、自宅にて、作曲中。大相撲の一番太鼓のリズムは、ブラジル音楽のようにもなるし、オリヴィエ・メシアンの「アーメンの幻影」のようにもなる明日はライブな…

弦楽四重奏とガムラン

4月21日に、cafe ZANPANOにてライブがありますので、毎日、ピアノ練習中。でも、5月13日に初演される新曲の作曲もあるので、ちょっとだけ作曲も。JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のスカイプ会議。今年度の計画などなどについて。夜は、4月26…

稽古ピアノ

CDでメシアンの若い時のオーケストラ曲「昇天」を聴いていて、あれっ、と思う。これ、1楽章は金管だけ。2楽章の最初は木管だけ、4楽章は、弦だけ。音源で聴いていると、同じ楽団が演奏しているように感じないので、映像で見てみる。舞台上で待たされてい…

かたづけちゅう

そろそろ帰国して一週間になろうとしておりますが、ようやく日本時間に馴染みつつあります。今日の京都は大雨、嵐。桜もこれで完全に終わりでしょう。今日は少し、家を片付けたり、掃除をしたり、できました。掃除をするのは、間もなく作曲をする、という意…

たけち、たけざわ、すばらしい

2014年より、日本センチュリー交響楽団とハローライフ(若者就労支援施設)によるmusic project「The Work」のナビゲートをしております。本日は、過去3年のプログラムに参加した若者に声をかけた同窓会。1期、2期、3期のメンバーが集まり、桜の木の下で…

釜ヶ崎芸術大学の教授会

大阪の釜ヶ崎で「釜ヶ崎芸術大学」や「釜ヶ崎オ!ペラ」を展開するココルーム(詩人の上田假奈代が代表)。今日は、その釜ヶ崎芸術大学の教授会を初開催ということで、行って参りました。芸術の森村泰昌さん、ガムランの中川真さん、ダンスの中西ちさとさん…

イギリス

日本センチュリー交響楽団のマネージャーの柿塚さんとミーティング。イギリスでのボーンマス交響楽団、スコットランド室内管弦楽団との交流などの話を報告したりして、今後、イギリスとの交流プログラムなどを行う可能性などについて、色々話し合う。いずれ…

エイドリアンに再会

イギリスから日本に来ている尺八奏者のエイドリアン・フリードマンと再会。10年近く会っていなかったような気がする。ランチを一緒にして、話し込む。また、エイドリアンの尺八演奏も、いろいろ実演してもらう。25年くらい前に出会っているが、この25…

プンドポの夕べのリハーサル

時差ぼけなおるかと思いきや、明け方6時まで眠れず、3時間睡眠で9時起床。午前中は、鍼灸に行き、4週間のイギリスのボロボロな身体に優しくする。旅行保険の手続きや銀行口座の手続きなど、色々して後、夜は、リハーサル。4月26日(水)に「プンドポ…

4週間ぶりの和食

時差ぼけをなおしたいが、目覚めると14時半。久しぶりの自宅のピアノを味わう。郵便物などチェック。和田静香さんの新著「スー女のみかた」が届いている。スー女のみかた 相撲ってなんて面白い!ジャンル: 楽譜ショップ: 楽譜ネッツ価格: 1,512円236頁から…

帰国しました

イギリスより、無事、帰国しました。思ったよりも、京都寒い。桜は咲いている。

イギリス最終日

マイケル・パーソンズ宅に宿泊。午前中に、マイケルのガムラン曲の音源、オーケストラ曲の音源などを授かり、その他、いくつか譜面をいただき、ちょっとショッピングの後、マイケルと昼食後、サウスバンクセンターへ行き、本屋を経由して、インドネシア出身…

Back to London

アンドリューとシマさんのお宅に宿泊。8年ぶりのアマシャムは、本当に懐かしい。アシュリー君がどうしてもマコトに見せたいというテレビ番組「robot wars」を見せてもらう。そして、丘の上に散歩に行き、見事な眺めを楽しみ、フリスビーをしてくつろぐ。本…

武智さん、アンドリュー&シマさん

朝、エンリコと別れて、作曲家の武智由香さんと会う。高橋悠治さん、故高田和子さんの呼びかけでの邦楽バンド「糸」で、悠治さんが選んだ4人の若手作曲家(大友良英、武智由香、新垣隆、野村誠)の新曲をやったのが18年前。あれ以来の再会。武智さんはあ…

Scottish Chamber Orchestra

ジェーン宅で朝食の後、ジェーンの車でエディンバラに。渋滞の時間帯だけあって、8時半過ぎに出たが10時半ギリギリに着く。スコットランド室内管弦楽団のメンバーとのワークショップ。チェロのHarriet DavidsonとDonald Gillan。クラリネットのWilliam St…

モアカムからグラスゴーへ

モアカムの滞在、最終日。朝、ピートのお孫さんのいる保育園に行き、園児たち(2−3歳)にピートと二人で鍵ハモデュオ演奏や、ピートのアコーディオンとぼくの鍵ハモで即興うたづくりをする。30分の楽しい時間。ピートは子どもを喜ばせるのが巧い。家に戻…

モアミュージック2日目

ベンによると、モアカムでの凧揚げフェスティバルに日本人が来たとのこと。あいのてさんと共演したこともあるICHIくんで、今はブリストルに住んでいるとのこと。世界は狭い。主に音楽ワークショップをするファシリテーターのためのセッション。ピートからは…

モアミュージック

ヒューとデニスとの朝食を終えて、トーキーを出発。エクセター、ブリストル、バーミンガム、マンチェスター、ランカスターと北上していく。気温も随分下がる。ランカスターから西へ電車で移動し、海辺の町のモアカムに着く。Pete Moserが主宰するMore Music …

Invoking 50 Articles初演

ヒュー・ナンキヴェルとのコンサート。ヒューがトーキーで数年前に結成したコミュニティ合唱団Choral Engineers、映像のSteve Sowden、(日本のボアダムズやコーネリアスとも共演したことがある作曲家/プロデューサーの)Dean Brodrick、(ピーター・ガブリ…

ファミリーオーケストラ

デヴォンのトーキーにいます。本日は、ヒューとのファミリーオーケストラ。10名強のメンバー。いくつかのウォムアップ、即興の後、エープリルフールについての歌をつくる。Poisson D'avrilという歌。その後、ギャラリーにあるタペストリーを題材に共同作曲…