野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エイブルアート・オンステージ第4期

寝不足ながら、明治安田生命で、エイブルアート・オンステージ第4期の団体との代表者会議。2004年に、最初、「障害のある人の舞台」という枠組みからスタートして、だんだん、障害者と呼ばれる人、健常者と呼ばれる人、プロのアーティストという人、ア…

タンバリン・トリオ

打楽器奏者の渡邉理恵ちゃんが、三軒茶屋でコンサートやっていたけど、飛び石と同じ14時開演。理恵ちゃんは、この2週間の間に、ぼくの「動物の演劇組曲」(ズーラシアの音楽)を5回も演奏してくれていて、明日にはドイツに戻っちゃいます。ぼくは飛び石公…

飛び石3日目

飛び石プロジェクトの最終日の公演が終了しました。どちらの作品も、3日目が一番よかった。やはり、1日目、2日目は、演出家の作った枠組みの中で、俳優たちがお互いに協力しあって、その世界観を成立させている感じ。でも、今日は、俳優が、そこから一歩…

飛び石プロジェクト2日目

飛び石の2日目。2作品とも、初日よりリラックスして、演技に伸びが出てきて、よかったです。 明日に向けて、欲を言えば、もっと観客との対話が出てくるといいと思いました。つまり、この演劇は、キャストの中でのコミュニケーションに多大な努力をはかって…

飛び石プロジェクト初演

いよいよ今日が初日です。 ヨーロッパから帰国後、ずっと洗濯ができていなかったので、やっと洗濯機をまわした。シアタートラムへ。 ジョン・チームのリハーサル。昨日の予告通り、バカなことやりました。今日の通しは、いつもの倍速で。60分の作品が30分に…

飛び石がもうすぐ生まれる

新聞の取材が終って、シアタートラムに。 ちょうどいいところに来た、とジョン・チームにつかまり、みんな楽屋で演じながら、全シーンの音楽の確認などをやっていく。かなりいい感じになってきました。 なんでも、ぼくが来る前には、みんなで散々即興をやっ…

動物との音楽

日経新聞の白木さんに取材を受けました。動物との音楽のこと。来週には記事が出るみたいです。掲載日は近々紹介します。白木さんは、古田彩さん(ぼくがヨークを出るころに入れ違いにヨークに来た)と日経の同期だそうです。オランウータンとの続きを近々再…

Stepping Stones

シアタートラムに、飛び石プロジェクトの稽古に。 Jon Palmer演出の「Stepping Stones」の稽古を見た後、Jenny Sealeyの稽古も見る予定でしたが、予定を変更してJonチームと一緒に過ごすことにしました。 Jonの作品は、ナイーブで危うく、しかし、隙間がいっ…

10月21日、京都府長岡京市で

野村誠+片岡祐介のワークショップあります。 http://www.aoisora.jp/tushin/tushin05.html

日本語が話せない

横浜のBankARTで、BankART Schoolで「21世紀の音楽論〜音大で教えない作曲講座」と題する8回シリーズの第1回をやりました。ヨーロッパから帰ってくると、時差ぼけが酷いので、帰ったその日に用事を入れておくと、時差ぼけがなおりやすいかな、と入れてみ…

飛び石

飛行機は熟睡で、あっという間に日本に着きました。 で、千駄木のアパートに荷物を置いて、飛び石プロジェクトの稽古場に。チケットはほぼ完売らしいです。 公演は、12−14日。 13日は公演終了後のポストパフォーマンストークを、ぼくがやります。Jenny…

勘のいい人たち

幸弘さんは、昨日のうちにクレムスを発ち、ウイーンに行っていました。佐久間くんはもう一泊クレムス。佐久間くんに見送られて、ぼくと薮ちゃんはクレムスを後に。そして、空港でチェックインをしている時、お金をおろしに行っていた薮ちゃんが幸弘さんと一…

I-picnicコンサート

昨日の夜は、1年に一度オーストリア中の美術館が夜中まで営業する日だったみたいです。一日入場券を買えば、全ての美術館・博物館に入場できるとか。今日は、コンサートの本番。サウンドチェック、リハーサル、大変だったけど、乗り切りました。11:00 …

野外ロケ

昨夜の大人のワークショップがさらに盛り上がりました。 ヨークからやぶちゃんがやって来ました。フェスティバルが始まった。 トランペットオーケストラは、6人のトランペットとチューバ2人とエレクトロニクス。電気で変調されると、8人が生で出している…

strange music5日目

昨日は誕生日祝ってもらいました。 あと、当日のプログラムを作成。 夕食で隣の席になったトランペットの人は、日本で大友さん、宇波くん、江崎くん、古池くんと一緒に演奏したと言っていました。今日からフェスがスタート。養護学校でのワークショップの前…

Strange Music4日目

昨日の大人のワークショップでは、「古来、この日」のアカペラ合唱が、だんだん各自が自分のテンポでゆっくりになってずれていくのが、うまくいきました。あと、みんながドイツ語の誕生日の歌を歌ってくれました。今日は小学校のワークショップ。7歳12人…

アジアの音楽3日目

昨日の夜の大人のワークショップ。声のワークショップ。インドネシアのスボウォにやってもらいました。 ケチャやガムランからのインスピレーションと言っていましたが、全然違った「ポンポポンポンポン・ジル」とか、叫んでいました。そこから、色んな即興に…

アジアの音楽その2

今日も音楽高校。昨日の発展。自分たちでのオリジナルのペンタトニックのメロディーも作り、それをアンクルン風に合奏し、佐久間くんやスボウォの踊りに合わせてテンポも変える。いい感じです。民族音楽学者は相変わらず、こだわり。ぼくは、昨日も今日も、…

アジアの音楽

オーストリアのクレムス 音楽高校でのワークショップ4時間東南アジアの音楽の研究者でもあるアナンと中川真の二人が、サックスやクラリネットやフルートやピアノやベースや・・・の学生に東南アジアの音楽のやり方を教える。ペンタトニック・スケールを各自…