横浜のBankARTで、BankART Schoolで「２１世紀の音楽論〜音大で教えない作曲講座」と題する８回シリーズの第１回をやりました。ヨーロッパから帰ってくると、時差ぼけが酷いので、帰ったその日に用事を入れておくと、時差ぼけがなおりやすいかな、と入れてみましたが、起きているのが大変。
でも、なんとか起きていて、講座が始まったのです。定員２０名の少人数なので、参加者の人たちにも一言ずつもらいました。ぼくのことを知らずに受講した人がほとんどでした。
さて、で、いざ話をしようとすると、日本語がうまく話せないのです。昨日までは、ずっと人前では英語で喋っていたからかなぁ。いやいや、日本語もいっぱい話していたはずです。
でも、ですね。昨日まで話していた日本人は、みんな関西人でした。ところが今日の受講生はみんな関東の人だったので、つっこみは入らないし、どうやって話していいか、調子がつかめない。で、話すのをやめるとそのまま寝てしまいそうなので、なんとか話し続けました。
で、しかも、途中で映像を見せたりすると、ぼくが眠ってしまいそうだったので（暗くすると睡魔に負けそうだった）、映像や録音は紹介せずに、ずっと話し続けることにしました。
受講生の方からの感想で、ゆっくり話す講義って、たいてい眠くなるのに、野村さんはゆっくり話すけど、眠くならない、と言われました。自分が眠くならないようにしていたら、聴いている人も眠くならないのでしょうか。
