野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

タンバリン・トリオ

打楽器奏者の渡邉理恵ちゃんが、三軒茶屋でコンサートやっていたけど、飛び石と同じ14時開演。理恵ちゃんは、この2週間の間に、ぼくの「動物の演劇組曲」(ズーラシアの音楽)を5回も演奏してくれていて、明日にはドイツに戻っちゃいます。ぼくは飛び石公演が終わって、理恵ちゃんのコンサート会場に顔を出すと、みんなで打ち上げしていました。そしたら、特別、タンバリン・トリオの曲を演奏してくれました。これが大中小の3つのタンバリンによるトリオで、学生時代に3人で作った曲で、色んな動きや格好で、色んな音を出しながら、なかなか決め決めなのですが、全部覚えていて、面白いのです。

これは川村龍俊さん主催のウインズカフェのシリーズらしい。川村さんとは10年ぶりくらいです。来年、(投げ銭方式の)ウインズ・カフェで演奏して、と言われたので、ぜひぜひ、と応える。
今集めている鍵ハモトリオの新作たちを一気にお披露目させてもらおうか、とか考え始めました。

そして、その後、また飛び石の打ち上げに参加。

そして、その後、片岡祐介を連れて、渋谷に抜け出して、理恵ちゃんとその友達と飲む。理恵ちゃんと片岡さんは初対面。でも、理恵ちゃんは高校時代に打楽器の師匠から、片岡さんのことを話で聞いて、それ以来会ってみたいと10年ほど気になっていたそうです。今日、引き合わせてみました。本当に独特な先生で、階段を1階から11階まで駆け上がって降りてきて、その直後に打楽器アンサンブルをさせるとか、鳥の動きの真似を2時間するとか、そのユニークなレッスンを回想して二人で盛り上がっているのを見ているのが、面白かった。

そして、また三軒茶屋に戻って、飛び石の打ち上げ2次会、3次会。

いろいろ面白い話もあり、書きたいけど、眠いので、以下にメモ。

ジョンと柏木くんは似ている。
だから、柏木くんをジェニーの演出助手にした吉野さつきのコーディネートはさすが。
作品にアクセスしやすいということについても、柏木くんと色々話しました。
ジョンとジェニーがコラボレートして一つの作品を作るということは、実現しませんでしたが、ジョンとジェニーのコラボレート的な演劇は、柏木陽によってなされる(ぼくの勝手な)予感。
ぼくは、とにかく、ぼくの見たいものが見たいだけ!見たいものが見たいから、連日稽古場にも足を運んだし、ただ、ぼくのわがままのために動いている。

飛び石関係の皆さん本当にお疲れ様。これからよろしく。そして、理恵ちゃん、またドイツで会いましょう。