野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マレーシアでRoss Careyと会う

クアラルンプールは、なかなか活気があって、経済成長の真っただ中ですが、マレーシアの文化を失っておらず、とても良い印象を受けました。マレーシアは、イスラム教が強い国ですが、インドネシアとは全然違いますし、中華系の人も多い。イギリスの植民地だ…

マレーシアに無事、着きました!

現在、空港からの電車の中です。 こちら24度、そんなに暑くないです。美術家のイー・イランのお宅に宿泊。カナダ人のパンクロッカーも宿泊中。イランの夫のジョーがロックギタリストなので、色々、パンクのつながりがあるようです。ちなみに、ジョーは、ぼ…

風穴〜もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから

3月8日から6月5日まで、大阪の国立国際美術館で、「風穴」という展覧会があり、島袋道浩くんも出展し、新作を発表するそうです。ぼくは残念ながら、この期間はインドネシアなので、見に行けませんが、島袋君の新作は、とても面白いようなので、お薦めで…

荷作りは、幸せをつめる

7月末まで、インドネシア暮らしになりますので、ここ数日、いろいろ来客がありました。一緒にご飯を食べたり、お話をしたり、留守中のお願いをしたり。そして、本日のお客さんとも語り合ったのですが、その流れの中で、ぼくが最近、日々書きためている曲の…

日本の方々へ

今年の2月〜7月、出演依頼に応じることは、難しいかもしれませんが、作曲や原稿依頼には、応じられますので、遠慮なくお声がけ下さい。

出国の準備中

インドネシアへの出国準備中です。国内にいる間にやっておくべきこととして、8月の帰国以降のことですが、今年の9月に、東京都の小金井市で、「あいのてさんまつり」を開催すべく、色々、引き継ぎ作業。今年の10月に、長野県の小布施で、「野村誠×北斎」…

学力は必要か

中学校の教師をしている友人から質問されました。質問の内容は、 「中学校卒業程度の学力って、生きていく上で必要だと思いますか?」ぼくは、うーん、必ずしも要らないんじゃないかなぁ、と答えましたが、どうなんでしょうね。皆さんは、どう思われます?ご…

ピアノの修行にインドネシアに行きます

どうにも変な考え方ですが、こんな確信に満ちてきました。つまり、こういうことです。2006年度は、ぼくは非常に働きました。 NHK教育テレビ「あいのて」の番組監修 えずこホールの十周年の音楽劇の総合監修 取手アートプロジェクト2006のゲストプロデューサ…

マレーシアの現代音楽

本日、野村幸弘さんの生誕50周年です。お祝いしましょう!ちなみに、奥田扇久さんは、こんなイベントをされていたようです。 人間50年、せんきゅーまつり こちら、マレーシアの現代音楽情報収集中です。

日本のガムラン

大阪で、ガムラングループ「マルガサリ」のミニコンサートを体験。10日後には、インドネシアなので、当分は、ジャワのガムランしか聴けないあので、日本のガムランを味わいに行く。ぼくは、主に、ジャワのガムランと、イギリスのガムランと、日本のガムラ…

インドネシアで何しよう?

火山の噴火が収まってきたので、2月〜7月まで、半年間インドネシアに滞在します。9月に出国した時は、それまで超多忙だったので、インドネシアでゆっくりしつつ、徐々に、何をするかを準備しようと思っていました。ところが、火山の噴火で日本に帰国して…

マレーシア

インドネシアに行く前に、マレーシアに寄ることにしました。 クアラルンプールで、作曲家、美術家の友人と会う予定です。色々、連絡をとりあっています。マレーシアに行くのは初めてなので、ワクワクしています。クアラルンプールのアート事情、音楽事情につ…

橋本裕樹 Super Sonic

橋本裕樹作曲のSuper Sonic 演奏は、野村誠+片岡祐介+渡邉達弘で演奏した鍵盤ハーモニカトリオ の音源を、こちらで公開しているそうです。http://jp.myspace.com/small.ambient.music

野村誠作品の演奏があります

昨年8月、「プールの音楽会」に出演してくれたマリンバ奏者の壁谷桂子さんが、野村誠の「くつがえさー音頭」(マリンバ+ピアノ)を演奏するようです。プールの中で水を演奏するのは聴いたことがありますが、マリンバの演奏は聴いたことがありませんが、き…

Pou-fou

YouTubeって、色々アップされていますが、もう廃盤になっているpou-fouの音源がアップされているのを見つけて、驚いた。1992年、ぼくが23歳の時にやっていたバンドです。なぜか、13曲中この3曲だけがアップされている。この「AB」という曲は、よくライ…

今年のあいのてさんまつり

2011年も、あいのてさん祭りを、開催します。場所も内容も、何も決まっていませんが、 1)小金井市内のどこかでやります 2)9月17日〜19日の間にやります。 ということだけ、あいのてさんの3人で合意しましたので、宣言しておきますね。 あいの…

JFC作曲賞の審査員をします

社団法人日本作曲家協議会主催の、第6回JFC作曲賞の審査員をすることになりました。募集要項が以下に公開されています(1976年以降に生まれた日本国籍の作曲家を対象にしているようです)。日本作曲家協議会の会員ではないし、作曲コンクールなどで受賞…

ピアノをマリンバに編曲する場合

ピアノの作品をマリンバに編曲する作業をしています。ピアノ一人で弾いている譜面を、マリンバ1台の連弾にするのですが、ピアノの右手を一人、左手を一人とすれば、一応、それでもアレンジは可能なんですが、そうとも言えないんです。一番違うのは、響き。…

ピナ・バウシュのどこがスゴイのか、知りたい

コンテンポラリーダンスの巨匠ピナ・バウシュの舞台を、ぼくは生で観たことがありません。映像などで見たりしても、今ひとつ、その魅力がつかめない。しかし、これだけ著名な人なのだから、何か強い魅力があったり、特長があるはず、と思うが、本を読んでも…

「誰といますか」

2004年に作曲したアコーディオンソロ曲、「誰といますか」。ウィーンの音楽院でアコーディオンを教えているグジェゴシュ・ストパの生徒が、卒業試験で、「誰といますか」を弾いてくれるそうで、曲について質問のメールが来ました。ウィーンにいたら聴き…

ノムラの箱船

ノアの箱船のことを、急に思いました。現在の世界が、情報の大洪水に飲み込まれてしまうようなイメージ。猛烈な情報の中に、みんなが溺れそうになって苦しんでいる。情報の治水工事も計画もないから、どんどん情報は流れて流出していって、情報の大氾濫が起…

山下残、かなもりゆうこ宅、訪問

妻と、山下残+かなもりゆうこ宅を訪問。 夕食を御馳走になりながら、8時間も語り合いました。 あー、楽しかった。かなもりさんは、ヴァリアント作者: かなもりゆうこ,Seth Yarden,セスヤーデン出版社/メーカー: NAYA BOOKS発売日: 2009/04メディア: 単行本…

ジャワ語のうた

ガムラングループ「マルガサリ」のリハーサルを見学に行く(今日は、Hana Jossの稽古場を借りてのリハーサルだった)。ジャワの伝統曲をジャワ語で歌っている。でも、聞いていても、さっぱり意味は分からない。「真言」というように、言葉の音の力があるので…

名古屋弁講座

名古屋弁を勉強中です。 以下の映像は、我が家のブームです。 前半が東京弁、後半は、、、、

昌さんのケンハモ講座

ヤマハ的に言えば、エレクトーン奏者でピアニカ奏者、そうでなければ、電子オルガン奏者で鍵盤ハーモニカ奏者である松田昌さんが、鍵盤ハーモニカの奏法の解説を、YouTubeでしてアップされました。この人は、本当に素晴らしいプレイヤーです。ぼくの奏法とは…

ぼくは猟師になった

カフェで、面白い本を見つけた。ぼくは猟師になった作者: 千松信也出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2008/09/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 143回この商品を含むブログ (71件) を見る

響き合う異次元とアマチュアリズム

本屋で、この本(「響き合う異次元 音・図像・身体」)を見つけて、パラパラと立ち読みするうちに、購入。響きあう異次元作者: 川田順造出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/05/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見…

大井浩明公開録音コンサートのお知らせ

ピアニストの大井浩明くんが、2月20日に公開録音コンサートを行います。野村作品の演奏もあります。 詳しくは、こちら。 http://www.piano.or.jp/concert/news/2010/12/10_11839.html

中年元年

40代の友人が何人も訪ねて来ました。中年元年だ、転機だ、と申しておりました。ぼく自身も、人生の転機だと思っています。40年も生きると、それなりに、色々なものが蓄積されます。お金はあまり蓄積されませんが、経験、人脈、手法など、様々なものは、…

初ピアノ

皆さん、新年は、どのようにお過ごしですか? 親戚の家を色々訪ねましたが、新築した従兄の家にピアノがあり、今年の初演奏をすることに。演奏したのは、「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ」や、ジングルベルとお正月の主題による即興演奏。個人的に…