クアラルンプールは、なかなか活気があって、経済成長の真っただ中ですが、マレーシアの文化を失っておらず、とても良い印象を受けました。
マレーシアは、イスラム教が強い国ですが、インドネシアとは全然違いますし、中華系の人も多い。イギリスの植民地だったこともあり、英語が非常に流暢に喋るし、マレー語はインドネシア語とほとんど同じなので、見慣れている上に、中国語は漢字なので、これも意味が想像できるので、初めて来た国なのに、アットホームな気分になります。
マレーシア在住のニュージーランド出身の作曲家Ross Careyと会いました。昔、ニュージーランドから譜面の問い合わせがあって、ピアノ曲の譜面を送ったことがありますが、会うのは初めてです。昨年から、こちらの大学で作曲やピアノを教えているようです（音楽学部だけで５００人、教授陣は３５人いるらしい）。やはり、色んなものが育ってくる雰囲気は、なかなか良さそうです。今度マレーシアに来るときは、マレーシアの作曲家に紹介したいから、もっと長く滞在するように言われました。
たまたま入ったショッピングモールで、中国正月を前にした関係だと思うのですが、中国の太鼓の演奏を子どもたちがやっていましたが、これが、和太鼓に似ているけど、全然違う。カンフーの動きで和太鼓をやっているような感じで、面白いのです。マレー・ガムランは、ジャワと楽器は同じような感じらしいですが、音楽のやり方は全然違うらしいです。
いよいよ、明日からインドネシアです。でも、またマレーシアに来たい、と思いました。
