大阪で、ガムラングループ「マルガサリ」のミニコンサートを体験。１０日後には、インドネシアなので、当分は、ジャワのガムランしか聴けないあので、日本のガムランを味わいに行く。
ぼくは、主に、ジャワのガムランと、イギリスのガムランと、日本のガムランを聴いたことがあるのですが、日本のガムランはイギリスのノリとも、インドネシアのノリとも違って、やっぱり独自なノリがあるように思います。日本人の身体感覚やリズム感、日本語の感じや日本の四季、そして世界中の文化を吸収／変形して取り込んでいくハイブリッドな日本という国ならではの感じが、日本のガムランでこそできる気がします。
あと、新メンバーで、イタリアオペラを学ぶ声楽の音大生や、コントラバスを演奏する音大生なども加入していて、フレッシュな風を送っていたので、コントラバスやベルカント発声とガムランが交わるような作品も、作ってみたい気になりました。
それから、岐阜にも、滋賀にも、奈良にも、大阪にも、神戸にも、ガムラングループがあるのに、京都にない、というのが、なんとも残念です。京都で、メンバーが自転車で集まるようなガムラングループがあったら、、、。京都らしいグループがあってもいいのに、と思いました。
