オバマ大統領がインドネシアを訪れた。インドネシアに４年住んだことがあるだけに、演説の合間に、簡単なインドネシア語を差し挟むと、観衆は大盛り上がり。４０のインドネシア語を演説に挿入し、２７回喝采が起こったそうだ。
なんでも、政府高官の一人に、スーパー保守で女性とは握手をしない、という人がいるらしい。彼は、女性の手を触るのは汚いと言って、決して触ったことがないらしいのだ。しかし、彼がオバマ夫人と握手した場面が、テレビで大々的に報道されたのは、インドネシア的には大事件だったようだ。彼は、後に「オバマ夫人が勝手に私の手を握った」と言い訳しているらしい。この国の男尊女卑は、相当である。
昨日のアートフェスティバルで、文学に関するシンポジウムで、レズビアン／ゲイについて、パネリストの一人が、「私はゲイやレズビアンを受け入れるが、私たちの文化ではない」といった発言をしたらしい。スーチェンによると、そもそも、イスラムが来る以前に、そうした文化があったという例は、文学、芸能など、様々なところで見られるらしく、そもそも勉強不足だと酷評していた。スーチェンは、明日、レズビアン、ゲイ、トランスセクシュアルなどの人が集まって新しいジャーナルを始めるためのミーティングに行くそうだ。
