作曲家のSlamet Sjukurに電話。彼はスラバヤ在住。１０年以上会っていないので、久しぶりに声を聞いたが、７０代半ばの彼は、相変わらず元気そう。冗談も多い。週末に会うことになった。
Soe Tjenの作曲作品の譜面を見せてもらう。彼女が今年の夏、シンガポールの作曲コンクールで受賞した２台ピアノの作品は、今年の６月に野村誠＋片岡祐介＋渡邉達弘で世界初演した鍵盤ハーモニカトリオ「Melon」と似た作風で、同音連打で複雑なリズムで変化する作品。また、１０月にジョグジャカルタ現代音楽祭で初演されたソプラノとチェロのための新曲は、微分音程で音が微妙に変化したり、発音が、「お」→「え」→「い」→「う」→「あ」の間を微妙に変化する作品。
