インドネシアから京都に帰って来ました。小沼純一さんの著書は、20世紀初頭にバリに魅せられ、バリに住んだ作曲家コリン・マクフィーを巡って、現代の音楽について色々考える本です。読んでいない方は、是非、ご一読をお薦めします。
- 作者: 小沼純一
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本
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ぼくは、本来、ジャワにいる予定だったので、
マクフィーは、「Music in Bali」という本を書いて、Steve Reichをはじめとする多くの音楽家に影響を与えた人ですが、バリ音楽のアイディアで西洋楽器のための音楽を作曲しています。
バンドゥン(西ジャワ)の
を聴いたりしつつ、
家を片づけながら、考え中です。
2001年〜2005年にかけて、マルガサリと「桃太郎」という作品を作ったのです。そして、2006年〜2008年にかけて、この作品のアレンジをして、2008年にインドネシア公演をしました。しかし、2009年以降、このプロジェクトは、なぜか休止状態になっています。
ぼくは、この作品を(例えば、日本、インドネシア、イギリス、オランダ、オーストラリア、他から)Creative Gamelan Playersを集めて、そのメンバーで全く違った「桃太郎」を再構成することができるのではないか、と考え始めています。どんな形でそれをやったら良いか、について、考え中です。