野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、とまる

蜻蛉玉第15回公演「すこし、とまる」を時差ぼけの中、鑑賞。夢と現実が交差するような芝居を、夢と現実が交差する時差ぼけで、しかも暗くなると眠気を誘われる中、一生懸命見る。生きているってことは、宇宙の中にテレビがついていて、誰も見ていなくても…

帰国しました

本日、アムス発。帰国は30日の早朝ですけど、、、、、。空港に着くなり、飛行機の中に検疫官が来て全員問診するまで降ろさないと宣告されるが、しばらくして、やっぱり問診は省略されて、アンケートに記入するだけだった。会わなかったけど、同じ日に矢内…

ガウデアムスのライブラリーにて

ガウデアムスのライブラリーは、他のライブラリーと合体して、移転していた。 Music Center The Netherlands www.mcn.nl そこのMusic Information Centerでスコアや音源の視聴などができる。「ホエールトーン・オペラ」のスコア(CDつき)と「ズーラシアの音…

デンハーグ

デンハーグの樅山家を後にして、アムステルダムに移動。 それにしても、急にデンハーグに縁がある。 一度も来たことなかったのに、2007年秋にクレムスに行った時、デンハーグのフェスティバルをやっているオーガナイザーに出会ったので、いずれ来るかも…

イギリスの予定

現在、6月〜7月のイギリスの予定の調整中です。 あいのてさん、門限ズ、Hugh Nankivellが、イギリスで再会することになります。

ハーグの作曲家と浜辺

ハーグ在住の作曲家、樅山さん、橋本さんと、海の幸と夕日を眺めながら、いろいろ話す。橋本作品は聞けなかったが、スコアを見せてもらった。

樅山智子さんの新作

オランダはデンハーグにやってきました。作曲家の樅山智子さんの新作初演がありました。これは作曲の学生とSonology(音響テクノロジー)学科の学生のコラボレートの作品が5つある中の一つでした。樅山さんの作品は、パーカッションとエレクトロニクス、そ…

メルラインのガラスの音楽

500人の子どもたちがガラス瓶を鳴らす作品の初演がありました。素晴らしかったです。NHKの取材が入っていたので、いずれ日本で番組として報じられるかも、しれません。YouTubeに準備の映像があがっています。 http://www.youtube.com/watch?v=v-ekbVUYQ_4…

ガラスのカリオン

メルラインのリハーサルに行く。ユトレヒトの郊外のハイスクール。ガラス製のカリオン+ガラス瓶を演奏する中高生500人。エレキギターをする子ども20人弱。 ピアノを解体して、鍵盤を演奏すると、ハンマーが弦の代わりにガラス瓶を叩く、というガラス瓶…

Merlijn Twaafhoven

アムステルダムに来ました。作曲家のメルラインの家に。近所のインドネシア料理の店に食べに行く。500人の子どもが参加する作品の上演を前に、メルラインは忙しそう。

ダブリン動物園

孔雀は放し飼いで、動物園内を楽しそうに散歩していました。 ちなみに、野村誠CD「せみ」のケースの裏側をよく見ると、放し飼いなどに関する英単語が、ひっそりと存在することに気づいた人、いますでしょうか。探してみてください。

尺八、ガムラン、など

ダブリンでのフェスティバルで、ヨーク大学のガムラングループ、尺八のJoe Downingのソロなどなどを聴く。

ヨーク大学のガムラングループ

ヨーク大学のガムラングループのコンサート Jody DiamondのAnyone can playという曲は、まず、お客さんが自由にガムランを演奏して、途中で演奏者が来て、肩をぽんと叩いて「Thank you」と言われた人から交代していく曲。お客さんが楽しそうに演奏しているの…

ダブリンに着きました

キーコレ映像編集

3月31日の公演の映像の編集作業。上田謙太郎くんが編集してくれた映像を見て、さらに映像を刈り込んでもらったり、音の注文などをいろいろ言ったりしました。 今月末には完成の予定です。

ニジンスキー

ニジンスキー振付、ストラヴィンスキー作曲のバレエ「春の祭典」が発表されたのは、1913年。14年前、イギリスにいる時に、ダンス史研究家と知り合い、ニジンスキーのダンス譜などの本を読んだりして、また、ニジンスキーのダンス譜や当時の出演者など…

紙飛行機+空耳作詞(門限ズ)

本日は、門限ズのリハーサル。遠田誠(ダンサー)、倉品淳子(俳優)、野村誠(ミュージシャン)、吉野さつき(ワークショップ・コーディネーター)。このメンバーで夏にはイギリスに行きます。1月8日のヒュー・ナンキヴェルとの公演「ポストパフォーマン…

社会的意義とか作品の質とか、の論議について

この前、吉野さつきさんと話して、少し答えたことのメモ。 多くの人を巻き込んだプロジェクトが色々あります。メルラインの作品とかもそうですし、エイブルアート・オンステージの中にも、そのようなプロジェクトがいっぱいあります。批判1 理念は立派で、…

のんびりしてます

今年は、1ヶ月ごとに働いていて、1月ー→超ハードスケジュール 2月ーーー→ほぼ全休 3月ーー→ハード 4月ーーーーー→ほぼ全休 5月→ーハードということで、今月は、バッハやショパンを練習したりするほど、のんびりしています。これくらい極端にメリハリが…

イギリス、えずこ

吉野さつきさんと打ち合わせ。6〜7月のヒューとのイギリスでの公演について。 結構、いろいろ準備をしなければいけない、ということが分かった。宮田篤くんとも打ち合わせ。1月にえずこホールで絵と音楽をめぐったプロジェクトをすることに。

えのきとトマトと菜の花のパスタ

今日は、えのきとトマトと菜の花のパスタを作りました。 一日中ピアノを弾いていました。 「ゴルトベルク変奏曲」を初めて最初から最後まで弾いてみて、最後のアリアに来た時は、マラソン選手が陸上競技場に帰ってくる気持ちも少し分かったり、旅に出て帰っ…

Hermeto Pascoalも似たことやってますね

銭湯の音楽を考える上で、参考にHermeto Pascoalの以下の映像を見てみる。http://www.youtube.com/watch?v=06Qm-Z5OsHw http://www.youtube.com/watch?v=lqKMEdCPons&feature=relatedぼくらがインドネシアの田んぼの畦道でやっていたのと、似てますね。あと…

アジアな一日

スンダのクンダンに、バリのガムラン、さらに、ヴァイオリン、徳久ウイリアムのヴォイスという編成のTAIKUHJIKANGとジャワ舞踊のリアントさんによるライブに行ってきました。ぼく自身は中部ジャワ(ジョグジャなど)スタイルのガムランのために、「踊れ!ベ…

あいのてさんCD

あいのてさんの1stCD「あいのてさんLive in 富山」5月9日いよいよON SALE !!あいのてさんサイトで通信販売、先行予約受付開始!お待たせしました!あいのてさんの1stCD「あいのてさんLive in 富山」がいよいよ発売されます。2008年4月、富山県の小さなお寺で…

動物との音楽

晶文社のホームページへの連載エッセイの12回目を書きました。いろいろ文章を書いて整理すると、自分の考えていることが思い返せます。 ちなみに、門限ズの結成は、このエッセイを書きながら思いついたのでした。 文章を書いて発見できることはあります。…

タイの現代音楽

タイの音楽家、アナン・ナルコンから紹介されました。 http://www.youtube.com/watch?v=5KTPa4WiORw

あいのてさんCD

あいのてさんのCDが5月に発売になります。デザインも素敵に仕上がっていて、校正も終わりました。昨年の4月に、富山の慶集寺が主催したあいのてさんのライブをCDにしたもので、慶集寺のやっているDusicというレーベルから出ます。5月には、発売を記念して…

北九州も

福岡アジア美術館の会場を、じっくり見ました。実際の展示を見ながら、でも、頭の中では秋の展覧会をイメージしつつ、、、。それから、北九州市芸術文化財団の畑間さんとの打ち合わせ。秋に小学校で鍵ハモのワークショップをするのです。あと、アートリエで…

お風呂の音楽、またはアジア美術館での十年音泉

福岡アジアトリエンナーレの打ち合わせ。アジア美術館にて。今年は、アジア美術館の開館10周年記念でもあります。十周年記念と言えば、2年前、えずこホールの開館10周年記念で、「十年音泉(てんねんおんせん)」というタイトルで、大規模なプロジェク…

第4回福岡アジア美術トリエンナーレ

福岡に来ました。今日は福岡アジア美術館に。この秋に、第4回福岡アジア美術トリエンナーレに参加するので、その打ち合わせと会場下見に。さらに、それとは別件での福岡市芸術文化財団の企画のコンサートやワークショップ、さらに北九州市芸術文化振興財団…