野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

紙飛行機+空耳作詞(門限ズ)

本日は、門限ズのリハーサル。遠田誠(ダンサー)、倉品淳子(俳優)、野村誠(ミュージシャン)、吉野さつき(ワークショップ・コーディネーター)。このメンバーで夏にはイギリスに行きます。

1月8日のヒュー・ナンキヴェルとの公演「ポストパフォーマンス」では、お客さんに紙にパフォーマンスの指示を書いてもらい、お客さんに紙飛行機をつくって飛ばしてもらう、という方法をとりました。お客さんが紙飛行機を折ったりする光景は、とてもよかったのですが、なかなかうまく飛ばず、ついには、紙を丸めて演者に投げつける方が効率よかったりして、、、

紙飛行機をどう作るか、どう飛ばすか、ということには、あまり重きを置いていなかったことを反省し、本日は、紙飛行機の研究。いろんな紙で紙飛行機をつくり、そして、飛ばす。紙飛行機の飛ばし方だけで、2時間以上は、遊び続けました。これが、深いのです。いい汗かきました。キーコレのワークショップで登場したホワイトボードも、ここに合体。

あとは、やはり1月8日に発表した「門限ズのテーマ」

この歌、歌詞が日本語なので、イギリスでそのまま歌えないし、英訳しようか、、、と話し合っているうちに、「逆空耳アワー」みたいなことができないか、ということで、日本語の歌詞に聞こえるように空耳する英語を考えることに。


ひっこし まんぞく ふまんぞくーーー→He catches a man dog whose man dog
じんせい ひっこし だいじだよーーー→Jean Says he cooked digestive
いろんなひとと けっこんするぜーーー→Iran night heated toes quick on through then
ひろく あさくで つまみぐい ーーー→He's rock cool as a cool dead two mummies going
かんがえすぎないで けっこん ーーー→candle guy saw geese night and day kick on
えんげき おんがく ふたまたかけてーーー→engaged key own gurgle fool tomatoes cats get tails
のんびり バカンス      ーーー→non believe back hands
いろこいざたは けいむしょで ーーー→eel long coil that's ours came short day


この英語の歌詞は、なんとか訳せば、こうなります。この作詞方法は面白い。

彼は人間犬を捕まえる 誰の人間犬?
ジーンは言う 彼は消化剤を料理した
イランの夜 温められたつま先 すばやく過ぎる そして
彼は岩 冷たい死体のように冷たい 2体のミイラが行く
ろうそく男がガチョウに会った 夜も昼も 蹴飛ばせ
使われている鍵 自身のうがい バカなトマト ネコがしっぽをつかむ
後ろ手を信じるな
うなぎの長いコイル それは私たちのもの 短い日が来た


そして、そんなことを考えているうちに、門限になったので、各自、お家に帰りました。