ヨーク大学のガムラングループのコンサート
Jody DiamondのAnyone can playという曲は、まず、お客さんが自由にガムランを演奏して、途中で演奏者が来て、肩をぽんと叩いて「Thank you」と言われた人から交代していく曲。お客さんが楽しそうに演奏しているのと、一人ずつ交代する瞬間が面白かった。ちょっと「それは知らない」みたいでもあった。
Lou Harrisonのヴァイオリンとチェロとガムランのためのコンチェルトは、ダルマブダヤのインドネシアツアー(1996年)の時にも、何度も聴いた曲だが、演奏が全然違うので、楽譜を見てみたいと思った。
その他、ヨークの学生などの作品も色々面白い。Neil Sorrellの作品は、わざとゴングのこぶでないところを鳴らしたり、サロンの金具のところを叩いたり、ボナンをひっくり返して叩いたりして演奏する曲で、とてもユーモラスで楽しい曲。