8月27日に指揮をするホセ・マセダ作曲《Music for Gongs and Bamboo》の譜面と睨めっこが続く。曲の解釈はこれでいいのだろうか?もっと違う読み方ができるのではないか?こことここは関連しているのでは?深読みを始めると、色々な繋がりが見えてきたりする。
6年前にマセダ生誕100年のシンポジウムに参加しに、マニラに出かけた。別に招聘されたわけでもないが、マセダの音楽のことをもっと知りたいと思い、フィリピンまで飛んだ。当時の日記を読み返したり、当時の資料を見返したりする。朝に縄跳びをして、夜に散歩をするのが日課だったことが、演奏にどう反映されるのかは分からないけど、少しでも手がかりを探している。