久々の自宅。
2週間後の8月27日には、ホセ・マセダの《Music for Gongs and Bamboo》(1997)を指揮するので、スコアを読む日々。26年前に京都で世界初演されていて、フィリピンでCD録音されている作品だが、今回ぼくが準備した野村校訂版のスコアは、世界初演ともCDとも全く違う響きを作り上げる。
小沼純一さんによるホセ・マセダのインタビューが『小沼純一作曲論集成』に載っている。龍笛、コントラファゴット、合唱のメロディーは、雅楽の旋律を抽象化したとマセダは言っている。とても雅楽のメロディーには聞こえないけど、マセダなりに抽象化すると、こうなるのか。スコアを読みながら、ずっとマセダの謎とやりとりしている。
龍笛、コントラファゴットの2パートだけをピアノで弾くと、これピアノ曲としてユニークな曲だなぁ、と思う。
9月9日に、南川朱生さん(鍵盤ハーモニカ)、カニササレアヤコさん(笙)とライブをするので、《オルガンスープ》(2005)の6曲目《みそラーメン食べ放題》をアレンジし始める。
7月23日のKYOTO INTERCHANGEのイベントの振り返りzoom会議。上田假奈代さん、砂連尾理さん、永井玲衣さん、山本真由美さん、遠藤水城さんと。