野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

Zero Kids

中野のスペースゼロで、ゼロキッズのワークショップ。

鍵ハモの即興で自己紹介をしていたら、池田邦太郎さんが乱入してきて、さらに、ピアノの即興が好きな少年が乱入してきて、さらに、早川元啓さんもヴァイオリンで乱入してきて、そんなセッションになりました。

ゼロキッズは、日本舞踊も、琵琶も、英語も、ミュージカルもいろいろやっているけど、作曲はやったことがないらしいので、ひとまず、作曲をやることに。子どもたちに、器楽曲をつくるか、歌をつくるかを、聴いたら、メロディーだけを作るのと、作詞したい人に分かれてやることになった。メロディーと、詞を別々に作って、後でドッキングしても、なかなかうまくいかないよ、でも、やってみるか、と始めてみる。

ぼくはメロディーチームと、イスとり作曲でメロディーづくり。でも、片足を負傷していて、片足立ちでケンケンの子がいたので、全員片足でイスとりゲーム。なかなかのメロディーができる。池田さんは、作詞チームと歌詞作り。

その後、作詞と無理合体したら、合体できちゃった。

その後、ピアニスト・作曲家の谷川賢作さんと、池田さんとぼくと、スタッフで、3月30日のイベントの打ち合わせ。何がやりたいか、よく趣旨がわからなかったが、お母さんたちの要望を聞いているうちに、要するに、あり得ないことをやっちゃいたい、ってことが分かった。ぼくのやってきた仕事は、あり得ないと思ったことを、やっちゃうこと。あり得ないことは、あり得るもん!じゃあ、何があり得ない?宿題をもらいました。

そして、国分寺第8小学校の斉藤明子先生と、5月のP-ブロッの打ち合わせもして、邦ちゃん(池田さん)とアッキー(斉藤さん)といろいろ話をした。ぼくは、まじで子どもと音楽をつくりたい、ということを、打ち明けた。ディープにいろいろやろうと話になった。子どもと音楽をつくりたい。やりたい。やる。決めた。