野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

朝9時に起きて、撮影取材も兼ねて、蔵王にドライブ。牧場や清流や蕎麦などを満喫しながら、移動している車内で、雑談のようにプランが進んでいきます。

1幕は、プロローグ。2階席からの金管によるテーマ曲。芝居「4つの駆け落ち」。

2幕は、旅。

3幕は、タケヤブ・オラトリオ野村誠作の「タケヤブタ」をわたなべ・なおこが演出。合唱団による5つの合唱曲と、ギターアンサンブルによる音楽により展開していく。

4幕は、幻覚協奏曲吹奏楽団とソリストによるコンチェルト。ソリストはワークショップのメンバーで、楽器だったり、ダンスだったり、朗読だったり・・・。楽曲は、幻覚と呼べるようなこれまでの音楽素材の断片から構成される。

5幕は、祝電パフォーマンス付フィナーレ

読んでも分からないかもしれませんが、大体、全貌が見えました。坂野さんが「これは、シンフォニーですね」と言う。「シアター・シンフォニー」かもしれません。

大河原商業高校のギター部の演奏と、白石女子高等学校の吹奏楽部の演奏を、坂野さん、藤さん、わたなべさんに聴いてもらうこともできました。さらには、過去のワークショップの映像を見て、これまでの素材を大雑把に見てもらうこともできました。

そして、アレンジする曲もリストアップできました。

吹奏楽:「ママとパアテルル」、テキストのタネ(3バージョン)、幻覚協奏曲
ギター:「ママとパアテルル」、たいにいず
児童合唱:「たけやぶた」(5つの小品)

ワークショップでは、坂野さんの誕生日をお祝いし、第1幕を練り直し中で終了。

明日一日滞在したら、次は1月20日です。やれることを全部やっていこうと思います。