野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

美術家の藤浩志さんとホール、角田市白石市などを見て行きました。

作曲家の坂野嘉彦さんが到着。

船迫中学校の吹奏楽部の練習を見学。しかし、連絡の行き違いで、出演できないことが分かり、この見学は無駄足になってしまった。

演出家のわたなべ・なおこさんも到着。

ワークショップ突入。

今日からのワークショップは、お願い着いてきてください、という感じ。

19時〜19時50分くらいに、藤さんの美術の構想を聞き、坂野さんに「テキストのたね」の朗読を聞いてもらい、感想を受けてバージョンアップをして、藤さんの映像を見ながら、「たけやぶやけた」のアルプス一万尺をやり、映像を見ながら「ママとパアテルル」を練習に歌い。

そして、藤さんは裏方チームと別室でミーティング、坂野さんは吹奏楽団の練習を見学に、そして、ワークショップチームも、演劇と音楽の分かれて作業。わたなべさんは、演劇チーム。4グループに分かれて、恋人ばあちゃんの駆け落ち、というテーマで創作。音楽チームは、8人いたので、1分のデュオ即興を4回やって、それぞれにタイトルを付けた。「風」(ギターとタンバリン)、「みやび・さざなみ」(尺八とギターのゆっくり3拍子)、「キツツキ・お母さんのまな板」(カリンバの側面を叩く+ギター)、「パブ・さすらいの刑事」(ギターとトランペット)。

4つの芝居、とんでもなく面白かった。アドリブの力がすごくついていて、みんなメチャクチャ面白いです。どんどん表現してきているので、これを演出家がサポートしていけば、大きな劇場でも十分に通用する表現になると、思う。

1分の楽器の即興にタイトルをつけ、次に、そのタイトルで音楽に合わせて即興芝居をする、というのをやった。「電信柱と長い影」、「建設現場」、「さすらいのストリートミュージシャン」、「図鑑にない鳥の求愛」。スゴイです。

懇親会もあり、その後も凄かったです。

10月18日は坂野さんの誕生日。