今日は、台湾の國家交響楽團(NSO）による高齢者のワークショップをリモートで見学。高齢者施設にヴィオラ、クラリネット、ハープなどの音楽家が出向いてワークショップをしている様子を、インターネットを通して見学するのだが、これは単なる見学ではなく、この見学をもとに、これから作曲しなければいけない。そして作曲した曲は、明日、台湾で演奏されるという超強行スケジュール。本来は６月にやる予定だった。６月だったら、予定もあまり入っていないから強行でも１日くらいやれるや、と引き受けたら、コロナで延期になって、今日になった。ここのところのスケジュール過多な感じは、コロナでずれ込んだためだ。ふーっ。
ということで、午前中にワークショップを見学し、午後は集中して作曲。旅の途中だが、幸いピアノが使える会場を貸していただけることになり、６時間くらい缶詰になって譜面を書くことができ、その後ホテルに戻って校正／推敲／レイアウトをして、完成。クラリネットとヴィオラとハープとピアノとワークショップ参加者のための新曲《Music in Mind -a document of creative music workshop on 16th December 2021》は、５分強の作品。あー、疲れた。でも、１日で書かなければいけない、という制約があったおかげで、迷いなく書いたので、限りなく即興演奏の瞬発力に近い作曲。
