近藤聖也さんから「ことばとコントラバス」というお題をいただき、作曲しているが、今週末には書き上げる予定なので、今日は、完成の一歩手前くらいまで書くつもりで、1日作業をした。
曲は大きく分けて、3つの場面から構成される。第1の場面は、「コントラバス」という言葉を連呼しているうちに、そこから言葉が連想されて、コントラバスの愚痴や思いになっていく「コントラバスのつぶやき」、約4分。
第2の場面は、コントラバスとヴィオラダガンバとバリトンが、それぞれ独立してバラバラに演奏する架空の民謡「野良犬の遠吠え」。ここの歌詞は、近藤聖也さんが自身のコントラバスリサイタルのために書かれた挨拶文が、独特な文体で面白かったので、そこから印象的な文章を抜粋して構成。ここは、約3分。
第3の場面は、「コ」、「ン」、「ト」、「ラ」、「バ」、「ス」の6文字を組み合わせた単語を色々使うことにして、いろいろな言葉を探した。「とことん」、「ラスト」、「ばらばら」、「トランス」、「バランス」、「こんばん」、「コントラスト」など、いろいろな言葉が作れたので、それを組み合わせて、テキストを作成し、3分ほどの曲になる予定。今、ここの作業が途中まで。
7月に春日市ふれあい文化センター(福岡)で行なったワークショップの記録が公開になった。未就学児とのワークショップ。小学校低学年とのワークショップ。高学年、中学生、大人とのワークショップ。3つの動画が、それぞれテイストが全然違って面白い。幼児は言葉で考えるよりも、音に体が自然に反応する感じ。高学年と大人は、一つひとつ話し合って決めていく。どちらも良さがある。