野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

「風呂フェッショナルなコンサート」から9年

山碕桜さんの卒業論文「Zoomの可能的様態ー『野村誠千住だじゃれ音楽祭』を事例にー」が送られてきた。2020年に行われた様々なことを、こうして検証してもらい有難い。東京藝大で、だじゃれ音楽に関する研究論文が少しずつ増えてきていて、先行研究が増えてくると、後続の研究がまた充実してくる。少しずつ、だじゃれ音楽の謎が解明されていき、と同時にだじゃれ音楽がさらに謎の世界に入っていく。あ、9年前の今日、だじゃれ音楽の最初のイベント「風呂フェッショナルなコンサート」が行われたのだった。9年かぁ。

 

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本日は、企画書をずっと作っていた。今年、滋賀で野村がディレクターで行う企画の素案づくり。漠然とイメージしていることを、とにかく具体的に書いていかないとと思い、仮にでも日程書いたり、招聘するアーティストやスタッフを書き込んでみると、明らかに予算も足りないし、人手も足りないなぁ、と少しずつ妄想の企画を縮小していく。で、縮小すると、小さくなっちゃったなぁ、と広げて、また広げると、実施できないなぁ、と狭めて、とそんなことを一日中やってた。でも、一日中、妄想し続けるのは楽しい。企画を立てるって、空想し妄想することだなぁ。

 

今朝も四股を踏み、「野の古典」を音読した。