野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ADRIAN THOMAS著『Polish Music since Szymanowski』(Cambridge University Press)読了

今朝は「四股1000」のホストをして、「四股1000」ブログにレポートを書く。

 

11/4 四股1000 百九十一日目 ツナ – 日本相撲聞芸術作曲家協議会 / JACSHA

 

ADRIAN THOMAS著『Polish Music since Szymanowski』(Cambridge University Press)読了。昨年12月にワルシャワでコンサート、ワークショップ、レコーディングなどをした。ポーランドの作曲家のことを、あまりにも知らなかったので、購入して読んだところ、本当に色々な現代音楽の作曲家がいる。少しずつ読んで色々な作曲家のことを知るきっかけになった。グレツキは有名になった交響曲以外にも、本当に様々な実験をしている。クラウゼは、1990年に東京の「MUSIC TODAY」に招聘されていて聞いた時以来、ずっと注目してきた作曲家だけれども、やはり色々興味深い活動を展開している。結局、一番最後のページまで読んで、ようやく同世代の作曲家たちが登場。Paweł Mykietyn(1971-)の紹介で終わる。Nonstromという現代音楽グループを主宰するクラリネット奏者でもある。もっと若い作曲家とは、これから、ぼくが出会っていくのだろう。

 

本日の大阪日日新聞に、日本センチュリー交響楽団に寄付することで、新作委嘱ができる話が出てくる。新作は、薮田翔一さんが書くらしい。パトロン第1号になった人は、イラストレイター、ゲーム制作のクリエイターだった。

[潮騒] 11月4日(水) - 大阪日日新聞