野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

世界のしょうない じんち れいぎ しんぶん ぶ

今朝も「四股1000」を踏んで、その後は編集作業などや、「世界のしょうない音楽ワークショップ」の準備。

 

「世界のしょうない音楽ワークショップ」全6回の初回。今年はオンラインで開催。通常、2時間で行なっているプログラムだが、オンラインで開催するので1時間になった。時間が1時間なので、主催の豊中市の挨拶もなければ、講師の紹介の時間もなく、参加者の方がどんな方なのかをお尋ねすることもなく、バタバタバタと大慌てで進んだ。

 

冒頭4分間が、日本センチュリー交響楽団のマネージャーの柿塚さんの挨拶、説明。

 

続く10分間で、さっそく、チャットを使って、色々やってみようと思ったら、チャットが使えない設定だったそうで、今日はチャットが使えないことに。とりあえず、お互いの音が聞こえるか確認したり、手拍子を一緒にやって音がどの程度ずれるか確認してみたり、「あいうえお」と一緒に言ってみて、声の重なりを楽しんだり。

 

15分経過したところで、邦楽の菊武先生チームをご紹介し、10分間で三味線、箏、胡弓の3つの楽器を紹介し、それぞれにまつわるクイズを1問出題し、さらに、それぞれの楽器の実演に合わせて、みんなで演奏の仕草の真似をして、エアー三味線、エアー箏、エアー胡弓をやってみる。

 

次の10分で、箏の13本の糸の名前「じん、ち、れい、ぎ、しん、ぶん、ぶ、ひ、らん、しょう、と、い、きん」を教わり、これを唱える。そして、最初の7音「じん、ち、れい、ぎ、しん、ぶん、ぶ」にメロディーをつけて、歌をつくる。

 

次の10分で、7グループに分かれて、作った歌の続き「ひ、らん、しょう、と、い、きん」を歌詞にしたメロディーを作曲してもらう。

 

全員集合して、5分で7グループ発表というわけにもいかず、7グループがそれぞれ発表したら、14分ほど経っていて、この時点で1時間4分。

 

皆さんから感想なども伺いたいものの、今日はチャットも使えず、一人ずつに発言していただくには時間がかかるので止むを得ず終了。

 

講師の方々から、それぞれのグループの作曲した内容が続々と届き、それを譜面にまとめる。次回のワークショップの冒頭で、紹介しようと思う。

 

初回なので、いろいろバタバタしたりトラブルもあったが、なんとか無事に終了。自分の周りに楽器も多数用意していたけれども、触る時間もないまま終了。尺八も用意したし、太鼓も用意したし、鍵盤ハーモニカも用意していたのだが、、、。さらに、菊武先生から、短時間で行えそうな活動プラン案が多数メールで届いたのだが、そのうちのほんの一部をやったに過ぎない。邦楽の魅力を伝えたいという先生の熱意が素晴らしいし、限られた時間でできることは限られているし、、、、、

 

短い時間なので、なかなか参加者の方々とじっくり時間をとって交流できないが、グループ活動の時間を少しでも長めにとって、参加者と講師の交流の時間、やりとりの時間をたくさんとれるようにしたい。おつかれさまでした。

 

じんち れいぎ しんぶん ぶ が耳から離れない。