野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

鳥取銀河鉄道祭のチラシできた

鳥取にやってきました。

ホスピテイルで、山下残くんの滞在制作作品レクチャー・パフォーマンス「GE14」を鑑賞。マレーシアの国会議員選挙を追いかけたドキュメンタリー。マレーシアという国の選挙の様子を、残くんという目を通して体感。昨年、イギリスで出演したヒュー・ナンキヴェルの「Invoking 50 Articles」は、イギリスのEU離脱の投票を題材にした合唱作品だった。アプローチは違うが、投票ということに対する様々な違和感をアートの文脈で取り上げる貴重な機会である。

鳥取銀河鉄道祭のチラシができあがってきた。これから始まると思うとワクワク。これから1年かけて、鳥取の人々、門限ズ、宮沢賢治が遭遇していくのです。88の星座があるように、鳥取の88カ所を巡るのです。ピアノに88の鍵盤があるように、鳥取の88人の人々に出会うのです。鳥取の人々と出会いながら、88のテーマを見つけるのです。それが、ダンスであり、音楽であり、演劇であり、マネジメントであり、文学であり、地域であり、グローバルであり、社会であり、宇宙であり、科学であり、文化であり、農業であり、衣食住であり、生活であり、春夏秋冬であり、自然であり、環境であり、変容であり、交流であり、儀式であり、パーティーであり、ワークショップであり、散歩であり、鳥であり、人であり、男であり、女であり、愛であり、友情であり、涙であり、笑いであり、生であり、死であり、詩であり、銀河鉄道であるのです。そういうことをするのです。

その後、鳥の劇場に移動し、鳥の演劇祭でBATIKの「鳥の仏教」という公演を観に行く。ダンサーの荻野ちよさん、青年団の俳優の山内さん、鳥の劇場のナカシマさん、JCDNの水野さんなど、色々な方々に会う。
鳥取に戻り、鳥取銀河鉄道祭の打ち合わせの後、山下残、遠田誠らと深夜まで語り合う。