野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

鳥のように

晦日です。

本日は、大掃除の続きです。通常は、新曲の作曲にとりかかる前に掃除をするので、掃除をすると作曲したくなります。不思議なものです。

1月19日の両国門天ホールでの「竹澤悦子×野村誠」のコンサート(スペシャルゲスト沢井一恵)に向けて、沢井一恵先生より宿題と出されている沢井忠夫作曲の「鳥のように」の譜面を検討しました。いやぁ、このコンサート、沢井一恵さんという巨匠に対峙することが一つのテーマと思っておりましたのに、沢井忠夫という巨匠とも対峙することになります。この箏の名曲をピアノで弾くというのは、難題でありまして、せっかくの名曲、箏で聞くといいけど、ピアノだとそれほどでもない、となっては沢井忠夫さんに申し訳ないので、色々、試行錯誤をしております。おそらく、原曲をもとにした即興演奏をいたします。今日も、色々、試行錯誤してみました。沢井忠夫という巨匠と対峙する時間は貴重な時間であります。

ココルームでのワークショップでできた「あたらしいうた」の譜面(簡単なピアノ伴奏付き)を書いて、送付。

ということで、年越し。友人宅で年越し鍋で、色々語り合い、年越しそば。

年が明けてから、下鴨神社に初詣。2017年が終わり、2018年が始まります。