野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

日本の放浪芸

ホテルで、小沢昭一の「日本の放浪芸」CDを聞く。色々な万歳を聞いて、「千寿万歳」への手がかりを探す朝。



チェックアウト後、東京芸大千住キャンパスへ。11時着の予定が、11時半頃着。3月16日の「だじゃれ音楽祭」の司会原稿を作成するための打ち合わせ。清宮ディレクターと長津くんと3人で。

13時、田中悠美子さん到着。「千寿万歳」リハーサル。本日は、野村がトイピアノ、田中さんが大正琴を持って登場。3月16日、田中さんの誕生日と、足立区80周年をお祝いすべく、楽しくリハーサル進む。本番も近いので、打ち合わせることも、いろいろ。

舞台は正座なのか、椅子なのか、立って演奏するのか?
衣装は、着物なのか?スーツなのか?巫女の格好をするのか?普段着なのか?

などなど。15時くらいには終わって、1時間くらいは休憩するつもりが、気がつくと16時。あっと言う間の3時間。そのまま、大田智美ちゃんとのリハーサルに突入。田中さん、お疲れさまです。

アコーディオン独奏の新曲「お酢と納豆」を初めて聴く。智美ちゃんのアコーディオンの音は、本当にいいなぁ。久しぶりに智美ちゃんの音を聴いたけど、凄くいい音。リハーサルの部屋に、三浦正宏さんが、当日流す映像の素材集めに来られ、いろいろ撮影。どんな映像になるのかな?昨日も、三浦さんは、いろいろ撮影しておられました。

智美ちゃんと「ウマとの音楽」の合わせもしました。智美ちゃんと一緒に演奏するのは、何年ぶりだろう?その後も、数々のピアニストと「ウマとの音楽」を共演している智美ちゃんの演奏は、素晴らしい。彼女と共演するのですから、野村もピアノをしっかり練習しておかないといけません。

「漫画ミュージカル」では、梅津和時さんと野村のデュオ即興の時間がいっぱいあります。昔、Nadiffで梅津さんと3日間デュオの即興をやった時、クラリネットやサックスや鍵ハモだけでなく、ケーン(タイの笙)やアンクルン(インドネシア竹楽器)や様々な小物楽器などを演奏しました。今回も、色んな楽器を演奏することになりそうです。梅津さんとの即興も本当に久しぶりなので、凄く楽しみです。

新幹線で京都に戻ってきて、妻と鍋。我が家の畑で収穫したミズナや小松菜の味が濃厚で、美味しかった。