と書くと、なんのこっちゃですが、二人のダンサーを遭遇させることに成功しました。
砂連尾理さんと、佐久間新さん
最近、山に何度も駆け上っている砂連尾さんと、坂を転がり下りる佐久間さん。二人の身体論の応酬は、腹を抱えて笑い続けるしかない面白いものでした。きっと、この二人のコラボレーションは、近々、起こることでしょう。
ダンスというのは、視覚的に人に見せる視覚芸術としてのダンスをやっている人もいるのですが、それは、非常に美術的なダンスです。もちろん体を動かすということは、音を発するので音楽です。でも、一方で世界と触れ合うという触覚芸術としてのダンスがあって、この触れるというのが、誰かと、挨拶するとか、セックスするとか、交感する、相手とのコミュニケーションにつながっていくことだったりします。そして、さらには、視覚でも聴覚でも触覚でもない気配のようなものこそが、ダンスの本質かもしれなかったりして、そこのところが、一番面白かったりして、
二人の対話は、ずれながら、どこまでも続いていきそうでした。