webマガジン「問題行動マガジン」を準備中。本日は、編集長の里村真理さんと、問題行動トリオの砂連尾理さん、佐久間新さんとのZOOMでのオンラインミーティング。砂連尾さんの連載「ジャレオのおえかき」、佐久間さんの「問題行動悩みの相談室」、野村の連載「ススメ!問題行動」に加えて、問題行動インタビューを計画中で、第1弾として心理学者の佐久間徹さんへのインタビューを行う予定。佐久間さんが料理のレシピを連載するアイディアもあがり、コンテンツが色々増えていく。このマガジンは、表現の場であると同時に、創作の場にもなっていきそうだ。そして、オンラインでの即興セッションも行った。佐久間さんはスーパーの駐車場からの参加だったので、車の外に出て、背景をうまく生かしてのダンス。砂連尾さんは、おえかきがダンスだったり、絵が背景になったり、人形劇になったりするダンス。野村はピアノを弾きながら、パンダのぬいぐるみにもピアノを弾かせる。里村さんがパソコンや人形やバナナなどを動かす問題行動で場をより混沌とさせ、遠隔即興セッションが面白い。こういうセッションを続けていくと、新しい作品が生まれていきそうだ。遠隔セッションだと、その場でセッションするのとは違う表現が出てくる。実り多い。
相撲と音楽についての執筆活動を続けている。今日は、主に土俵祭りについて調べていた。2016年にさいたまトリエンナーレで、「JACSHA土俵祭り in 岩槻」を開催したし、2018年に水と土の芸術祭で、「JACSHA土俵開き in あけぼの公園」を開催した。今日は、「高砂部屋便り62号」、「相撲大事典」、「力士の世界」、「相撲の民俗史」などの文献を参照しながら、大相撲の「土俵祭り」の儀式の進行をクリアにする作業をした。
部屋の稽古場の土俵をつくった後に、土俵に神様を招く土俵祭りだと、以下のような構成で、
大相撲の本場所前日に行う土俵祭りだと、以下のような構成。
- 土俵中央の盛砂に依代(神霊が招きよせられて乗り移るもの)として御幣を立てる(正面に3本、東西に2本ずつ、計7本の御幣を立て、右手には榊が飾られる)
中央にござを敷き祭壇を設け、二基の三方(檜の白木で作った角形の折敷を、前と左右の三方に穴のあいた台につけたもの)を置いて献酒の瓶子と清めの塩などが載せられる。
2018_JACSHA土俵開き in あけぼの公園 – 日本相撲聞芸術作曲家協議会 / JACSHA
2016_JACSHA土俵祭り in 岩槻 – 日本相撲聞芸術作曲家協議会 / JACSHA
今から7月半ばくらいまでは確実に時間がとれそうなので、集中的に執筆活動とリサーチを続けて、形にしていきたい。