野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

新バンド

ダンサーの遠田誠さん、俳優の倉品淳子さん、ワークショップコーディネーターの吉野さつきさんと、野村誠の4人で始めた新バンドの最初のリハーサル。
バンドと言っても、演劇でありダンスであり音楽である遊びのようなことをplayするバンドです。

いろいろやってみた。

倉品さんの劇団の稽古で最近はやっているブラジルとか日本という動き。
遠田さんの「まことクラブ」でやっている「きずな」とか「さだめ」というペアの動きとか。
ちょっとやるだけで、汗。
ダンサーや俳優は、体使ってるなー

演奏する人の姿勢を色々いじってみたりするのもやった
持ち上げられて、逆さ吊りになって、鍵ハモ演奏したのは初めて

演奏する人に足つぼなどマッサージをして、痛かったりするとどうなるか、やってみた
痛いと、思わずフォルティッシモになる
台詞などでもやってみた
吉野さんがコーディネートの仕事について説明するレクチャーを足つぼに耐えながらするのも面白かった

一つの椅子にみんなで体をくっつけながら座るの
こういうのは、一つのギターをみんなで弾こうとするみたいなこともできるかも

昨日の日本音楽即興学会でやった寺内大輔の「内と外」というのを、ダンスや演劇でできないか、やってみた。
頭の中だけでダンスを即興で踊り続けて、ごくたまに、その動きが体で表現される
これは不思議な体験だった

次に、4人それぞれが脳内で、他の3人の配役も決めて脳内芝居をする
で、時々、その台詞が外にもれてくる
これも、なかなか面白かった

バンド名は、考え中。

次回のリハーサルは11月。

1月8日には、イギリスからやってくるHugh NankivellとJules Lavielleとセッションして、少しだけインフォーマルに何かを公開するようなこともしてもいいかも、なんて思ってます。