あいてる時間を見つけて、少し作曲の続き。作曲をする時に、呼吸のことを考えます。例えば、２拍子だったら、１拍目ではいて２拍目で吸うわけですが、その２拍目の吸う呼吸が浅くなると、アップテンポの１６分の７拍子になったりします。浅い呼吸が続いた上で、いつの間にか深い呼吸に変わっていく、みたいなこととか・・・。
アコーディオンの蛇腹の開閉と呼吸は、必ずしも全部一致するわけでもないし、ヴァイオリンのボウイングと呼吸も全部一致するわけではありませんが、とにかく、作曲することは、演奏者の呼吸の仕方を、ある程度、確定していくことにまり、呼吸は、演奏に大きく影響します。
ヨーク大学で、PhDで音楽と呼吸の関係についての研究をしていて、深い呼吸とか浅い呼吸とか、いろいろ呼吸について子どもとゲームをしながら、呼吸を変化させていくようなことを、研究しているらしいアバイを訪ねました。北インド出身のマルチメディアデザイナーの彼は、南インドの料理でもてなしてくれ、２週間でひらがな５０文字を覚えたそうで、現在、カタカナにチャレンジ中。バイオフードバックという研究分野になるそうで、６月中旬に一時帰国のインドから戻った後に、もう少し詳しく研究の内容やゲームについて、教わることになりました。
