野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

新大阪のダンスボックスで

スープがしょっぱすぎて全く飲めなかった富山ブラックの衝撃から1週間。博多でラーメンを食べました。富ちゃんラーメン。とてもおいしかった。

で、新大阪まで来て、ダンスボックスで公演を見ました。エイブルアート・オンステージの第4期に参加している公演です。ダンスのナビゲーターが砂連尾理さん、音楽がスカンクさん、美術が川井ミカコさんです。会場を移動しながら見る構成になっていますが、唯一座席が用意してあるメインの会場での最初のデュオダンスのシーンなどは、相当よかったです(他にもいろいろ良かったのですが)。砂連尾さんは、寺田みさこさんというダンサーと長年コラボレートしてきたのですが、今日出演していたダンサーの身体性が、寺田さんとは全然違う身体性を持っていて、それは、砂連尾さんにとってもダンサーたちにとっても、とても良かったのだろうと思いました。

ここ数日、エイブルアート・オンステージ関連の公演をいくつか見たのですが、ぼくと同世代のアーティストが、それぞれのプロジェクトで頑張っていて、新たな一歩を踏み出していました。井上信太さん(美術)、倉品淳子さん(演劇)、砂連尾理さん(ダンス)。とてもよい刺激になります。

ということで、こうした空気を吸って、作曲にとりかかるべく、2週間ぶりに、引っ越しの段ボールのある東京の自宅に帰りつきました。